はい、観てきました。
語彙力がないので、拙い感想です…
素晴らしい映像と音楽、派手さはないけれど、本当に心に沁みる良質な映画でした。
本当はアイスランドの海を上空から見た画が欲しい
以前、最近無垢の状態でたけるさんの映画を観れない、頭の中で4割方冷めていて分析してるなどとえらそーなことを書いていますが、昨日は本当にどっぷり「4月は…」の世界に浸ってきました。
原作を読んでから映画を観ると、自分でイメージを作り過ぎて余計な事を考えたりしがちですが、今回は原作を読んでつかみきれていなかったものが、映画によって形が与えられ、自分なりの解釈が腑に落ちたというか…
「愛を終わらせない方法、それは何でしょう?」
弥生はそれを手に入れないことと言います。
弥生がカウンセリングを受け始めた頃、幸せすぎると怖くなると告白していて、それは多くの人が共感するのではないでしょうか。
藤代は愛することをさぼらないことと自分なりの答えを出すのですが、これも長く一緒に暮らしているとありがちで、(さぼってしまうことは)私には自然に思えます。
弥生さんが出て行ったの、まだわからないのと言われましてもね…私が男だったら
藤代と同じです(^^ゞ
学生時代のたけるさん、初めて見る人格、キャラで新鮮でした。繊細な目の動き、表情…相田冬二さんおっしゃるところの「佐藤健表現」、没入しました。
エスカレーターでの”泣き”の演技もさすがですが、私が特に好きなのは
春と一緒に朝日を見に行った場所で、一緒に朝日を見に行こうと告白するところ。
あの本当に細やかな表情の変化、素晴らしいと思いました。
本当は二人で朝日を眺めるシーンの画も欲しい
そしてエンドロールで流れる藤井 風さんの『満ちていく』も良かった。観客の皆さんもその場に釘付けになり、余韻を楽しんでいるように感じました。
午後からの上映では、熟女や若い女性の二人連れ、男女のカップルなどそれこそ老若男女の観客でしたが、中に少年3人組…森七菜ちゃんファン?楽しめたかな?
ところで、『Bar April〜それでも人は恋をする〜』
当日番組が行方不明になっていましたが(実際その時刻にチャンネルを合わせてみたけど別番組だった)Youtubeにも上がっていたし、我が家の優秀な(?)機械により録画されていました←当日録画予約からも消えていたのに何故?…ミステリー(笑)
というわけで、まだまだ色々未消化なのでぼちぼち扉を開けていこうと思います。