二日前に、今更『カノ嘘』とかの記事をアップしたのですが、7日は
『四月になれば彼女は』の試写会で舞台挨拶があったのですよね。
なんとピントの外れたことだったろうか…
大体いつもコア層からは外れている。
幸いYoutubeで完成披露試写会の舞台挨拶をすべて見ることができました。
6分50秒辺り
川村元気が書いているんだからどうせ映画化するんでしょと
だったら自分がやりたいなという話をさせていただきました
そしたら健で当て書きしたと言ってました
自分の周りから恋愛が消えたから小説にしたいと言って
元気さんは書かれたみたいですけど、健がモデルだと言ってました
2018-10-21の『ボクらの時代』(川村元気・佐藤健・高橋一生)の中で
元気さん:3作目の小説は恋愛がテーマ
恋愛がない状態を書いている。
それは僕の周りに誰も恋愛している人がいなかったんですよ
ーそれで俺をみるのはおかしいー
そう、恋愛感情の喪失者が隣にいる
ー共感しかなかった、あの本はねー
この放送を見てすぐ『4月になったら彼女は』を読みました。
その時、映画化するならたけるさんかな?でもまだ彼は若いから30代になってから
有りというかやるでしょと思ってました。
るろうに剣心(エピソード1)とカノ嘘までは、映画の世界にどっぷり浸かることができたけど、たけるさんの仕事の取り組み方や監督、美術さんなどスタッフさんの映画作りなど裏の苦労を知るにつけ、頭の中で分析したり批評したりして4割方は冷めた見方をする自分がいます。
以前のように全く無垢の状態で映画を観れたらと思うのですが…
原作を読んでイメージを作ってしまい、出来上がった映画との齟齬をきたす…
6年前に読み、映画化発表の後にもう一度読んだのですが、確たるものは何もつかめていません。元気さんが表現したかったもの、たけるさんが共感したものは何か、感じることができればと思っています。