『100万回言えばよかった』第3話を観て、ある映画を思い出しました。

 

 

2016年の映画『My Sister's Keeper』、邦題『私の中のあなた』

邦題ではなんだろう?という感じだけど、マイシスターズキーパーという原題は

あまりにストレートでゾっとしてしまう。

詳しい内容は覚えていないけど、 白血病の姉を救うため、スペアパーツを提供する存在として生まれた妹が最後に裁判を起こす(実は姉が裁判を起こすように仕向けた)

 

 

『100万回言えばよかった』の1話、2話で中々直木のキャラが掴めなくて、その辺が座りが悪いというか、なんだかもやもやしてしまっていた…

たけるさんのことだから、何か計算があるのだろうとは思っていたけど、やはりな、やはり!直木の壮絶な過去。まさに、マイブラザーズキーパー。

 

 

彼は自ら児相に相談する賢い子だった故に、父親から疎まれ、母親からはドナーとしか見られない…

(中学時代の直木=坂元愛登くんがちゃんと大人になってからの直木のイメージと繋がっているのは素晴らしい)

そりゃあ、そりゃあ悠依ちゃんには中々話せないよ。

悠依ちゃんがその真っすぐな思いを伝える姿も胸打たれるし

その直木の葛藤を腑に落としてしまうたけるさんの慟哭。

 

 

 

恋つづ9話の「いくらでも言ってやるよ…」の泣きの演技も感心したけど、今回もそう

 

でも、違うんだ、”泣き”が…そういえば、最近では初恋での涙もまた、中の人は同じでも別人なのが、佐藤健の佐藤健たる所以。

 

 

 

 

NG集での微笑ましいカット

 

思わずこぼれる笑顔 いいなあ