マーケティング | ビジネス書コンシェルジュ

マーケティング

~定義の変化~

『マーケティングは買い物である』

一個のレスポンスをいくらで買えるか?

熱いレスポンスをいくらで買えるか?

という概念がマーケティングの時代だった。

しかし、今は

『マーケティングとは顧客満足度である』

経営資源を内向きにすることが経営手腕だとすれば、

顧客が顧客を呼ぶ環境を創りだすこと、

すなわち満足度を高めることがマーケティングなのである。

ちなみに、答えは存在しないので、

別の視点からアプローチしてみる。

ターゲットのWantに合った商品提供

ターゲットのNeedを育てる手法

もマーケティングの概念たるし、

そもそもSTPという企業側からの視点から

顧客視点へと視野を移すことも

マーケティングであろう。

例えば【筆王】という商品をマーケットに出す際に、

【筆まめ】という先行商品が市場シェアを80%も占めていた。

ここで売った戦略は、ターゲットとか広告投資とかではない。

顧客視点からのアプローチは2つ。

・筆まめより『重くしたこと』

・パッケージを『厚くしたこと』

顧客は商品差別化の際に、手にとって重さを比べて

重い方を買う習性がある。

また、より売れているものを購入する。

パッケージを厚くすることで、

同数でもより売れていると見える施策を取ったのだ。

当然、商品力もあったから売れたわけだが、

マーケティングという言葉の定義を考え直すことも

一つの経営なのかもしれない。