日本経済と経営
- 社員力革命―人を創る、人を生かす、人に任す/綱島 邦夫
- ¥1,890
- Amazon.co.jp
かつての日本は『成長神話』とも呼ばれ、
戦略の不必要な経営であった。
これが、日本の成長をとめる
『失われた10年』を生んだ。
後に、日本の経営姿勢は大きく変わり、
3つの戦略経営が生まれた。
①事業モデルの創造:パソコン業界のデル由来
ユニクロ(NYアイディア、中国生産、日本販売)
ヤマダ電機(郊外型の大型店舗販売)
②M&A戦略:GEのジャックウェルチ由来
銀行業界、証券業界(もはや野村のみ)、
製薬業界(武田、エーザイのみ)
③選択と集中:ボストンコンサルティング由来
武田薬品工業は医薬品一本化、
三菱商事は事業ごとに成果基準に伴う不採算撤退。
しかし、戦略だけに依存すれば会社の
業績は経営者の器を越えることはできない。
→経営者が指示を出さなくても、社員が協力し、
経営者も気づかない機会、問題を発見し、
解決しボトムアップにより、利益を生み出す、
経営責任を担ってくれる
【人材基盤経営】
の必要性が問われた。
そんな今、日本経済の発展に求められている
ものはなんなのか?
本書から学ぶために手にとってみた所存である。
(続)
人気ブログランキングへ