日本経済と経営 | ビジネス書コンシェルジュ

日本経済と経営

社員力革命―人を創る、人を生かす、人に任す/綱島 邦夫
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かつての日本は『成長神話』とも呼ばれ、


戦略の不必要な経営であった。

これが、日本の成長をとめる


『失われた10年』を生んだ。



後に、日本の経営姿勢は大きく変わり、

3つの戦略経営が生まれた。

①事業モデルの創造:パソコン業界のデル由来

 ユニクロ(NYアイディア、中国生産、日本販売)

 ヤマダ電機(郊外型の大型店舗販売)




②M&A戦略:GEのジャックウェルチ由来

 銀行業界、証券業界(もはや野村のみ)、

 製薬業界(武田、エーザイのみ)




③選択と集中:ボストンコンサルティング由来

 武田薬品工業は医薬品一本化、


三菱商事は事業ごとに成果基準に伴う不採算撤退。







しかし、戦略だけに依存すれば会社の

業績は経営者の器を越えることはできない。

→経営者が指示を出さなくても、社員が協力し、

経営者も気づかない機会、問題を発見し、
解決しボトムアップにより、利益を生み出す、

経営責任を担ってくれる


【人材基盤経営】


の必要性が問われた。




そんな今、日本経済の発展に求められている

ものはなんなのか?


本書から学ぶために手にとってみた所存である。


(続)







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