これから新築住宅を買う方へ! 金物のつけ忘れにご用心! | 住宅みちしるべ

これから新築住宅を買う方へ! 金物のつけ忘れにご用心!

現代の木造住宅は、実は金物が大量に使用されています。



強度を金属に頼っている部分が多いんですね。







もちろん、昔からある神社や寺には、そんなものついてません。



昔は木に特殊な加工をして、それを組んで建物を建てていたためです。



こんな高度な技術を持ってすれば、金物なしの家を作ることもできますが、







それにはコストと時間がかかりますし、



大工さんの技術によって差が出てしまいます。







そこで、機械で加工した材料を金物で緊結するという方法が



現代木造軸組工法の主流となっています。



ただ、一見合理的に見える工法にも盲点があります。







こんな単純なことです。


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下側の穴に金物(ドリフトピン)が入ってません・・・・






確かに、現場で金物を入れるのは大変な作業です。



私も見てて大変だなあと思うこともあります。





しかし、金物のつけ忘れは致命的な強度の欠如になる場合も



あるのです。「忘れた」では済まされません。







こんなミスを防ぐためにはどうすればいいか。






まず、工事監理者や監督に現場をしっかり見させること。

(当然ですが、できてません。)



それでも不安なら、第三者の検査機関等に依頼するのが



いいでしょう。このような「ミス」は見逃しませんよ。






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