断熱材の施工不備
最近は不景気なので、なるべく現場を早く終わらせるように
しているのかもしれません・・・・
そんな傾向が現場にあるのでしょうか・・・
大工さんが現場を仕事をまわす手段・・・・
それは・・・
現場で 『手間がかかるところ』 を手間をかけないでやる!!
これが一番でしょう!!
たとえばこんな例。
今までも再三言ってきましたが、どうしてこうなるのでしょうか??
断熱材が適当に入れられています。
断熱材(グラスウール等の繊維系断熱材)は隙間なく
充填しなければ効果がありません。
また、グラスウール等の繊維系断熱材は
ビニールの部分を柱に打ち付けて
ビニールを連続させ、湿気の浸入を防ぐ必要があります。
なぜなら、湿気の浸入を防げれば、内部結露は起こらないからです。
もし、内部結露が起こると、カビの繁殖、木材の腐朽(腐り)等が発生し、
欠陥住宅になってしまいます。
施工者の方も、現場の大工さんも、コストばかり重視するのではなく、
断熱材を施工する意味を分かっていただきたいものです。