The first floor in underground -7ページ目
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J-MAX入店!!!

名古屋伏見にあった『J-MAX』

俺を語るためには絶対に欠かせない存在だ。

そのJマでの出来事を良くも悪くもすべて書き残すつもり。


まず、入店のキッカケは・・

俺が大学二年の時に、anにJマが載ってた事。

すごく普通。


それで、クラブ店員ってかっこいいじゃん?!ってノリで、同じ大学だったセイゴと早速面接を受けにいったんだけど、セイゴは落ちて俺だけ受かった。

後から聞いたら、ヴィジュアル的にホントは俺を落としたかったんだけど(失礼な話だな)、セイゴが毎週土曜日はキツイみたいなことを言ったからそうしたみたい。クラブで土曜に出勤できんのは致命的だもん。で、結果アウト。


ともかく俺はJ-MAXの一員になった。


時給は800円スタート。

栄の深夜のバイトでは考えられん時給だ。

激安!!

でもやる。

イメージ的にかっこよかったから。


それだけじゃない。

また生まれ変わってもやる。

遊び盛りの時には、やる価値がある。

女には困らん!!


この時のメンバーは、

大森さん(マネージャー)、吉次さん(キャプテン)、ヒロポン、やまちゃん、とうくん、りゅうたくん、かつひろくん、おばたさん、みかちゃん、たてばやしさん、

あと、社長とあけさん(この二人は俺が働いているうちはずっといた。)



初出勤の日・・

緊張しながら、入店。

控え室にいって持参した黒いズボンと革靴、そして貸してもらった制服に着替えた。

靴はプラスポにベルトはグッチ。

準備は万端。

さぁ、行くぞ!!


タイムカードを押して、仕事開始。

キャプテンだった吉次さんが俺の教育係で、仕事の説明をしてくれた。

「まず、声だししようか?!」

意味が理解できない俺に見本をみせてくれた。

まだ早い時間だったから、お客がまばらなホールで吉次さんが息を大きく吸い込み、雄たけびをあげた。

『フォー!!』


・・・マジデ。

声だしってこれ?

恥ずかしい。


でも、やらなくちゃ。

真似して俺も言ってみる。

『フォー!』


吉次さんがOKサイン。

曲が変わる度にいうぐらいがちょうどいいみたい。

盛り上がる曲の時は連発する。

一日に何十回と「フォーフォー」いうのが仕事だった。

やっていけるかなと感じたね、実際。


今振り返ってもあんなクラブは他にないんじゃないかな。

社長はエンターテイナーだなって思う。

声だしが弱いと

『スタッフにテキーラ1杯!!』っインカムが流れてくる。

無茶苦茶(笑)


その日から辞めるまでの約4年間、土曜の夜は毎週Jマにいた。

それ以降はまた次回。

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