埼玉県 草加市

 

を訪れた続きです

 

草加市神明の草加宿 芭蕉庵

近くにある、松尾芭蕉翁像

 

江戸を振り返る姿だと

いうのが一般的です

 

困惑している表情から

 

河合曾良の姿を

探しているようにも見えます

「どこ、行ったの~」

 

河合曾良は、

奥の細道の旅に随伴した

人物として有名です

 

この先、日光街道は、

綾瀬川から離れます

 

橋が架かっていました

 

伝右川に架かる

草加六丁目橋です

 

橋を渡った先に

信号交差点が見えてきました

 

日光街道は、右側の道で

少し進んだ先で、

左に大きく曲がっています

 

交差点の北西側にある公園は、

おせん公園です

 

草加せんべい発祥の地

の碑があります

 

平成4年(1992)に建立されたもので

高さ3.3mの円形の花崗岩は

おせんべいに見立てたもの

 

右側の御影石 高さ5.7mは、

せんべいを焼く際に使う

橋をイメージしたものです

 

草加せんべいのルーツや

製造工程を記した

パネルもあります

 

交差点の南西側に

銅像がありました

 

もしかして…

 

「はい~河合曾良です

先に行ってしまった

芭蕉殿を追いかけている所です」

 

「宿場で、

おせんべい焼いているところを

ちょい見とったんやけど、

あの人、知らんとったら

おらへんがね~」

 

ちょうど、この辺りが

日光街道 草加宿です

 

江戸日本橋から、

二番目の宿場になります

 

かつて、千住~越谷間の

街道筋は沼地が多かったため、

大きく迂回するルートでしたが、

沼地を埋め立て

直線で結ぶ新道を築いた際、

葦などの草で埋め固めたことから

「草加」と

呼ばれるようになったそうです

(さまざまな諸説あり)

 

南北にまっすぐ道は、

商店街となっていて

草加せんべいを製造販売する

お店もあります

 

 

この先、

右側に注目してみましょう

 

小さな神社が祀られています

 

素戔嗚尊を祭神とする

氷川神社です

 

四丁目氏神として信仰、

大黒天も祀られていて

草加宿七福神の

一社になっています

 

狛犬さんが

お守りしていました

 

岩の上にのった「岩狛」で

九州 佐賀県でよく見られる

タイプの狛犬さんと、

よく似ています

 

細身の胴体も特徴

江戸流れの特徴も併せ持つ

独特の雰囲気の狛犬さんです