三重県 桑名市
を訪れた続きです
東海道の海上路で
伊勢国、東の玄関口であった
七里の渡跡を出発します
北方向に歩いて
堤防の上に上がっていきましょう
左に曲がって、
西方向に歩いていきました
この川は、揖斐川、
その向こう側には、
長良川と河口堰も見えています
左側は
桑名宿大塚本陣の跡で、
現在の建物は
料亭旅館 船津屋として
建てられたものです
平成22年(2010)に、
ザ フナツヤというレストラン、
結婚式場となっています
さらに西方向に歩いていましょう
この辺りは、住吉浦と呼ばれ、
廻船の船溜まりで、全国から
廻船業者が集まっていたそうです
前方に神社が見えてきました
住吉神社です
正徳5年(1715)、
航海の安全を祈願するため
摂津の國「住吉大社」より
勧請したと伝わっています
桑名は古くから
伊勢湾、木曽三川を利用した
広域的な舟運の拠点港
「十楽の津」と呼ばれ
木材や米などの集散する
商業都市として発展してきました
(説明板より抜粋)
拝殿前には、
狛犬さんがお守りしています
明治中頃に
備中や阿波の國の
廻船業者によって
奉納されたと伝わる、
出雲狛犬 尾張型です
おそらく
元の狛犬さんを忠実に
再現したものと推測されます
台座は、オリジナルで
夫婦岩が彫られていました
明治期、尾張地方で広まった
出雲狛犬 尾張型の特徴、口中玉
下に降りていきましょう
新住吉橋の下をくぐっていきます
くぐり抜けた先に、
見えてきた橋を渡っていきます
この橋は、可動橋でした
こちら側を、軸として
左にスライドするタイプ
だと推測です
その先、西方向には
遊歩道が続いていました
小さな桜並木の遊歩道です
赤い葉っぱの生垣
ベニカナメモチが引き立てます
右側には、住吉ポンプ場がありました