長野県 佐久市 甲

 

を訪れた続きです

 

五郎兵衛用水の分水場所

上原大盤台

 

この場所は、用水路に蓋がされていますが、

別の場所で、水が流れている所を

見ておきたいですね

 

用水路に沿って、

西方向に歩いていきました

 

前方に田んぼが見えてきました

 

ようやく、水の流れが姿を現した

五郎兵衛用水です

 

全長は約20km

寛永8年(1631)頃に完成したとされ、

途中には、多くの堀貫と呼ばれる

トンネルが掘られたといわれています

 

さらに、西方向に進むと池がありました

 

浅科大池です

 

五郎兵衛用水からの

水を、豊富に溜めています

 

先ほどの道に戻っていきましょう

 

上原大盤台がある交差点です

 

何か、

見覚えのあるものがありますよ~

 

なんと、道路元標でした

 

五郎兵衛新田村 道路元標です

 

用水路の完成により、

五郎兵衛新田が拓かれた、この地域

 

明治22年(1889)、町村制の施行により

五郎兵衛新田村が、単独で自治体を形成

 

昭和30年(1955)、中津村、南御牧村と

合併して、浅科村となりました

 

さらに、平成17年(2017)に佐久市となり、

この辺りの地域は、

佐久市 甲という地名となっています

 

五郎兵衛新田村の文字が残る

とても貴重な、道路元標でした