兵庫県 福崎町

 

を訪れた続きです

 

福崎町 西田原にある

柳田國男・松岡家記念館

 

その奥に、古い建物がありました

 

かつての、神崎郡役所の建物です

 

明治19年(1886)、神東・神西郡役所として、

神東郡 西田原村 辻川に建てられました

 

老朽化により、

一度は、取り壊しとなりましたが

昭和57年(1982)に、現在地に移築、復元

神崎郡歴史民俗資料館となっています

 

建物の左側に注目してみましょう

 

組合せ式 家形石棺です

山崎群集墳内より出土と伝わるもので、

7世紀初頭頃と推測されています

 

その隣に、八千種村道路元標がありました

 

明治22年(1889)に、

神東郡 八千種村として発足、

昭和31年(1956)に福崎町となるまで

存在していた村で、

現在の福崎町大字大貫・八千種にあたります

 

さて、辻川山公園にも

妖怪ベンチが設置されていました

 

南側の駐車場

鈴の森神社の看板のすぐ近くです

 

緑色の妖怪がいますよ~

 

油すましです

 

熊本に伝わる妖怪として、

知られていますが、

福崎では、

柳田國男の著書『妖怪談義』に登場する

油すましの「油瓶を下げたのが出た」

という記述に基づいて、

妖怪の姿を、想像したと思われます

 

油の、ヌルヌル、ベトベトとした

感じが伝わってくる

とてもインパクト感がたっぷりの妖怪です