兵庫県 福崎町

 

を訪れた続きです

 

福崎町 西田原に移築、保存されている

柳田國男の生家

 

天狗が、福崎の空を飛んでいた時に

この小さな家を見つけ、

いたずらをしようと、

家の中に入ったところを、

柳田國男に、見つかっていまい

とっさに「お腹が空いてしまって」と言い、

“もちむぎのどら焼き”をもらったそうです

 

以来、生家の近くに、小屋を建てて

住みついたといわれています

 

河童の河太郎と河次郎は、

市川の駒ヶ岩で、

子供たちが遊ばなくなったのは、

いたずらする、

河童を怖がっているためだと思い、

柳田國男に謝ろうと、

生家の近くで

何年も、何年も帰りを待っているそうです

 

辻川山公園の西側には、

神社が祀られていました

 

鈴の森神社です

 

左側の石柱には、柳田國男

右側の石柱には、松岡鼎(國男の兄)

名前があります

 

彦瓊々杵命を、主祭神

天児屋根命 太玉命を、配祀神

 

社名に含まれる

「すず」とは聖地の意味で、

 

江戸時代の地誌「播磨鑑」によると、

大己貴命が

峯相山より宍粟郡へ遷座したときに、

播磨の神々がここに集まったそうです

 

拝殿に奉納されている

常盤御前 都落ちの図の絵馬も

見ることができます

 

創建年代は不明で、

現在の社地より

北西にある古宮跡に祀られていた

伝承もあるそうです

 

拝殿前に、狛犬さんがお守りしていました

 

団扇尾の浪花狛犬です

こちらも、年代は不明ですが、

古い時代のものと思われます

 

とても、素朴な雰囲気で、

いい表情の狛犬さんでした