愛知県清須市

 

を訪れた続きです

 

石工 角田六三郎の蕃塀を

見比べてみましょう

 

外町神明社

昭和3年(1928)に奉納されたもので

下部に獅子、上部に龍の彫刻

擬宝珠が付いた柱が、

突き出しているのが特徴、

すべて、御影石で作られています

 

上条稲荷神社

昭和14年(1939)に奉納されたもの、

全体的なイメージは、

外町神明社と同じですが、

屋根の部分が深くなっていて

棟木の両端に鬼板が付いています

 

清洲津嶋神社

昭和3年(1928)奉納されたもの、

外町神明社と同じ年代で

屋根の形は、同じタイプですが

突き出しの柱がありません

 

外町神明社

羽目板の獅子は、

両端が、構えの姿勢

真ん中が玉乗りとなっています

 

上条稲荷神社

両端が、獅子で構えの姿勢

真ん中は、構えの虎に

竹が彫刻されています

 

清洲津嶋神社

3つの羽目板すべてに、構え獅子、

今回訪れた三社で

彫りが一番深くなっています

 

こうして見ると、

スロットをやっているようで、

同じ絵柄は揃いません

 

外町神明社

龍の部分は、ほぼ同じ、

二つの龍の頭が両端にあります

 

上条稲荷神社

少し細かく彫られています

 

清洲津嶋神社

獅子と同様で、

一番彫りが深くなっていました