名古屋市 西区
を訪れた続きです
宗像神社の
本殿右側に祀られている、
金比羅社
さらに右側には、
多聞龍神が祀られていました
文久元年(1861)の台座にのっていた
本来の狛犬さん
そのヒントとなるものが
御朱印スタンプの中にあります
台座に記されていた
「文久元辛酉年」の文字と、
狛犬さんがセットになっていました
伊藤萬蔵が奉納した、狛犬さんは
ほぼ、この狛犬で間違いないようです
その狛犬は、
拝殿のそばに保管されていました
出雲構え狛犬です
来待石と呼ばれる、
島根産の砂岩が使われているようで
独特の質感があります
軟質の砂岩で、加工しやすい反面、
風化の影響はさけられません
全体的に損傷が見られるものの、
細やかな彫の部分が
しっかりと残っていて
160年経っている来待石の狛犬は、
とても、貴重です
江戸時代の出雲構え狛犬が、
見られるのも、
東海地方では、あまりありません
3つに分かれた
尾が特徴的ですね
今、拝殿前の狛犬さんの台座が、
かつては、金比羅社にあって、
この真ん中の狛犬さんがのり、
伊藤萬蔵が奉納した、狛犬さんは、
台座と共に、
かつて拝殿前にあったかもしれません
素晴らしい狛犬さんでした