愛知県 設楽町

 

を訪れました

 

設楽町(したらちょう)の中心部から西へ

高台から下った、

国道257号線沿いにある、道の駅 したらです

 

北側には、豊川が流れていました

 

周囲は、山に囲まれ、

ここまでくると、川幅が狭いですね

 

道の駅 したらは、

令和3年(2021) 5月13日にオープンしたばかりで、

設楽町では、3つ目の道の駅になります

 


西側の建物に注目してみましょう

 

1階は、清嶺食堂、清嶺市場

 

2階は、設楽町観光協会と、

ほうらいせん酒らぼがありました

 

日本酒つくりを体験できる施設で、

予約制となっています

 

一番の注目は、こちらですね

 

田口鉄道(豊橋鉄道田口線)で、

活躍していた、モハ14形です

 

車体の表記は、田口鉄道

31年9月、28年9月は、

平成ではなく、昭和になります

 

大正14年(1925)に、豊川鉄道の電化の際に

造られた車両で、

昭和26年(1951)に、田口鉄道に譲渡、

豊橋鉄道田口線となり、

昭和43年(1968)の全線廃止まで活躍しました

 

田口鉄道(豊橋鉄道田口線)は、

飯田線 本長篠駅から

設楽町の三河田口駅までを結んでいて

路線距離 22.6km 駅数は12駅

トンネルが24カ所 

延長4107m.にもなる山岳路線で、

軌間1067mmの森林鉄道とも、

呼ばれていたそうです

 

近くの国道257号線と、

国道から分岐する、寒狭川橋梁は、

かつて、田口鉄道が走っていた

場所といわれています

 

かつて、この車両は、

設楽町の中心部に近い、

旧 奥三河郷土館に保存されていましたが、

今回、現役時代に活躍していた、

場所の近くに移転してきました

 

中も見学することができます

古い電車の香りがいいですね

 

芸術的な、ひじ掛けの形状

 

窓の日除けは、鎧戸です

 

西側の座席部分は、

かつて駅で使われていたものが、

展示されていました

 

古き良き時代を感じさせるものばかりです

 

天井は、ダブルルーフのような形状

乗務員室の扉は、

真ん中ではなく、右側にあります

 

運転台は、とてもシンプル

計器類は、取り外されたのか

もともと付いていなかったのかは、不明です

 

とても、貴重な車両でした

 

この特徴的な建物は、

設楽町 奥三河郷土館です

 

こちらも、田口鉄道の車両ともに、

設楽町の中心部にありましたが、

名称も、そのまま変わらず、

今回、新築移転してきました

 

展示室は、1階の無料展示エリア

2階の有料展示エリアがあります

 

1階の無料展示エリアは、

明治期の古民家の生活や、

設楽町の主要な産業であった

林業の木馬作業が紹介されていました

 

有料展示室は、撮影禁止です

 

木材を多用した展示室は、

自然誌、考古、歴史、民俗、戦争中の暮らし

のエリアに分かれていて、

とても落ち着いた雰囲気で、

ゆっくりと展示品を見てまわることができます

 

緊急事態宣言に伴って、

5月21日現在、

22日(土曜日)、23日(日曜日)、

29日(土曜日)、30日(日曜日)の4日間

清嶺市場 9:00~17:00

清嶺食堂 休業

ほうらいせん酒らぼ 新規受付け停止

奥三河郷土館・田口線車両展示施設 休館

設楽町観光協会 休業

 

詳細は、