愛知県 岡崎市

 

を訪れた続きです

 

南公園にある

交通広場の中へ進んでいきます

 

その中には、

貴重な電車が保存されていました

 

名鉄モ400形です

 

岡崎の行き先表示板をつけていますが、

現役時は、岡崎を走ったことはありません

 

大正15年(1926)に造られた

美濃電気軌道セミシ64形がルーツで、

名鉄になって、モ60形、

さらに、モ110形と形式称号改訂しました

 

昭和27年(1952)に、モ110、モ111の2両が

連接車へと改造、

当時の省令上連接車は

1編成を1両として扱ったため

モ400形401となったそうです

 

終始、揖斐、谷汲線で活躍、

路面電車で、連接車はありましたが

高床式の鉄道線の連接車は、

名鉄で唯一の存在でした

 

一車体ごとに見ると、

改造前の車両が想像できます

 

改造前は、ブリル 21Eの台車をはいた

単車だったそうです

(参考写真)

 

パンタグラフが付いている方が、忠節側で

こちらが、揖斐、谷汲側になります

 

車内に入ることができました

木を多く使った内装で、座席も木製です

 

吊り掛けモーターの音が

響いてきそうなかんじでした

 

連接部分は、こんな感じ

座るなら、この隅っこがいいかも、

 

運転席も、簡素な造り

椅子も、薄く硬いクッションが付いていました

 

今の車両に見られない、

窓を固定する部分

 

荷棚のエンドのデザインもいいですね

 

照明は、レトロな白熱灯

 

現役時は、吊革がゆらゆらと揺れながら

走っていたかもしれません

 

とても貴重な車両で、

よくぞ、保存されてきましたね

 

保存されている車両は、

他にもあります

 

続きは、明日お伝えしましょう