三重県の北部を走る

 

三岐鉄道

 

です

 

かつての西武鉄道の車両が

黄色とオレンジのツートンカラーで

運行されていることで知られています

 

この851系は、元西武の701系ですが

前後で顔が違う編成です

 

藤原方面の顔は、元西武新101系でした

 

脱線事故に遭い、元々の先頭車が廃車

代わりに、部品確保用として購入してあった、

この車両が整備されて、

クハ1881として連結したものです

 

次にやってきたのが、

西武鉄道のレモンイエローに塗装された

801系、805編成

 

この写真だけ見ると、

三重県四日市市とは思えませんね

 

いつも見慣れた、この風景も

行先表示以外は、ほぼ西武鉄道です

 

朝の時間帯に見られる

“にらめっこ”

 

連結はしませんが

そんな雰囲気も楽しめます

 

車内にも注目してみましょう

 

中吊り広告の場所に、

西武701系の軌跡を紹介しています

 

東京、埼玉を走っていた701系

 

デビュー当初は、

「赤電」塗装でした

 

現在、この形式の三岐色は、

3編成並ぶことはありません

 

西武時代の「さよなら運転」

 

元西武の701系は、

上信電鉄、総武流山電鉄、伊豆箱根鉄道

近江鉄道に譲渡されましたが、

 

現在も営業運転しているのは、

上信電鉄と三岐鉄道だけになります

 

元401系の101系と共に、

とても貴重な車両です

 

ひとつ先の大矢知駅まで乗ってきました

 

やはり、ほぼ西武ですね

 

大矢知駅は、

四日市大矢知町で

有人駅になります

 

次にやってきた列車が

西武701系のデビュー当初の塗装、

 

ディープラズベリーと

トニーベージュの2色塗り

 

とても鮮やかで美しいですね

 

全般検査の際に、

通称「赤電」塗装に復元されました

 

黄色い電気連結器が

ワンポイントになっています

 

この塗装は、令和3年(2021)に

三岐鉄道が開業90周年を迎えるに

あたってのプレイベントにあわせて

実施されたもの、

 

レモンイエローの塗装と共に

しばらくの間、見ることができそうです