1月18日 日曜日に参加した
名鉄ウィンターハイキング
二度と通れない!
安永川トンネル通り抜けと豊田散策コース
の続きです
愛知県豊田市で建設中の、安永川トンネルの下流側から、中へ進んでいきます
トンネルの大きさは、高さ7.8m、幅11mで、2車線の道路トンネルとほぼ同じです
人と比べるとご覧の通り、とても大きなトンネルでした
このトンネルの目的は、安永川流域の浸水被害解消するためで、
地上部への影響が少なく、工事費が最も少ない案として採用されたと
いわれています
トンネル内は、いくつもの照明が灯されていて、とても明るく
延々と続く、半円状コンクリートの空間を、美しく幻想的に映し出していました
205m地点 TBM到達点です
TBMとは、「トンネルボーリングマシーン」のことで、岩盤を円形に掘り進む機械
直径は、6.82mあります
円形に掘り抜いた後、ロードヘッダーという機械で、切広げていくそうです
このトンネルでは、上流側から1860mを、鹿島・藤本JV【平和・秋葉工区】(TBM)
下流から205mを、太啓建設【水源工区】(自由断面掘削機)による工事となっていました
ちなみに、TBMには、「BH2カミナリ号」という愛称が付けられていたそうで
BH2とは、「ビックほりほり」のことだそうです
525m 水源公園
この先、少し緩やかに左にカーブしていました
トンネルのコンクリートを打ち込む作業現場です
もちろん作業自体は行われてませんが、トンネル工事現場の雰囲気たっぷり
コンクリートを打ち込むための型枠が見えてきました
この型枠を、セントルと呼んでいます
普段は、事務をしているそうです
様々な質問に、丁寧にお答えしてくれました、ありがとうございます
セントルは、上流側、下流側から、それぞれスライドしていきながら、
壁や天井を造っていくそうです
その二つのセントル間の中心が、トンネルの中心となります
それにしても、補強のために施された網目状の鉄筋が美しいですね
その先に見えてきたのは、上流側のセントルです
上流側の完成部分に出ていきます
給食センターの下をくぐっていったので、なにか美味しそうな匂いがしてきました
いくらなんでも、地下深くのトンネル、そんなことはないと思います
その先、大勢の参加者が集まっていました
五平餅を焼いていました
まさか、まさかの五平餅、登場です
とよた五平餅学会の野田味噌商店さんが出店
先ほどからの、香ばしい美味しい匂いは、ここが発生源だったのですね
「とよた五平餅」と名付けられていました
「食べてみりん」とは、三河弁で「食べてみてください」という意味です
早速いただきました、200円です
変わった形をしていますが、これが「とよた五平餅」
豊田といえば、トヨタ、そう車の形をした五平餅でした
飲み物のサービスも行われていました
普段は、事務をしているそうです
お忙しい中、とても素敵な笑顔で応対してくれました、ありがとうございます
この機械が、TBMが円形に掘り抜いた後に活躍する、
とても、勉強になりました
お腹も、心も満足して、再びトンネルの中を歩いていきます
トンネルの出口になります
安永川トンネル通り抜け、とても楽しかったです
さて、コースは、このあと、豊田市を散策しますが、続きは、明日、お伝えします