7月28日 日曜日に参加した
JR東海 さわやかウォーキング
~名水爽涼~
伊吹山山麓 やいとの里「中山道柏原宿」と
居醒の清水を訪ねて
の続きです
中山道 醒ヶ井宿にある、居醒の清水(いざめのしみず)からです
近くには、日本武尊の像がありました
古事記や、日本書紀によると、日本武尊が東征からの帰りに
発熱され正気を失うほどであったが、
この泉まできて、清水で身体を冷やされたところ熱が下がり
気力が回復されたそうです
日本武尊は、この泉を居醒の清水(いざめのしみず)と名づけました
泉の南側には、加茂神社があります
醒ヶ井の氏神として、古くから信仰されている神社で、
左側には、延命地蔵尊があります
清流にしか育たないといわれる水草で、冷たい水(15℃)を好むため
夏季には、白い小さな花を咲かせて、
水中で、ゆらゆらとゆれる様子は、とても涼しげです
左側の、この建物は、江戸時代前期、1700年代初頭に建築された
醒ヶ井宿問屋場です
完全な形で現存する問屋場は、全国的にも希少だといわれています
さらに、地蔵川に沿って歩いていきます
この先に、もう一つ湧水が見えてきました
十王水といいます
平安中期、浄蔵法師という高僧が水源を開いたと伝えられています
近くには、とても珍しい石柱がありました
「國道十四…」という文字が見られます
国道14号線といえば、東京都中央区から千葉県千葉市に至る道です
しかし、現在の国道は、昭和27年(1952)に道路法が全面改正された
時に政令で指定されたもので、それ以前には、大正国道というものが
ありました。
その大正国道の14号線は、
東京、高崎、下諏訪、木曽福島、岐阜加納、関ケ原、草津、京都を
結んでいたもので、見事、この石柱と一致します
とても賑わっている、この建物は八百屋さんでした
かなり歴史のある、老舗の八百屋さんなのかも知れません
日本で数多くの洋風建築を手がけた
ウイリアム・メレ・ヴォーリズが、設計に関わったものとされています
向かい側にある、この玄関は、
明治時代の醒井小学校の玄関だといわれています
そこから右に曲っていきました
ゴールです
さて、明日のブログは
8月17日 土曜日に参加したハイキングを、お伝えします