10月14日 日曜日に参加した
TRYあんぐるウォーク
第4回 近鉄
万葉の飛鳥 まるごとウォーク
の続きです
飛鳥の代表的な風景である石舞台古墳からです
この横穴式石室の天井石の上面が広く平らで、舞台のように見える
ことから、「石舞台」と古くから呼ばれています
30数個からなる石の重量は、約2300トン
国営飛鳥歴史公園 石舞台地区を出て、
途中には、花壇が美しく手入れされた場所を通りました
途中には、犬養万葉記念館がありました
万葉集の研究の第一人者であり、
「犬養節」といわれる独特の万葉朗唱とともに、万葉集の世界を多く
の人々に紹介した、犬養孝氏を記念して建てられた記念館です
万葉集の研究の時に収集した、全国の万葉風土に関する資料を
近くには、書状集箱がありました。
明治4年(1871)に郵便創業当時に使用されていたものと
明日香村は、
日本で唯一全域が古都保存法対象地域の自治体で
明日香村特別措置法によって、村全体が歴史風土保存の対象と
さらに進んでいくと、広い道と合流しました
ハイキングのスタッフさんが
「でければでいいのですけど…この先、道の左側を通ってください」
道の左側を歩いていきます
左側に見えているのが、橘寺です
聖徳太子建立七寺の一つで
正式には、仏頭山上宮皇院菩提寺と称し
垂仁天皇の命により、不老不死の果物を取りに行った田道間守が
そして、右側には河原寺跡がありました
飛鳥寺(法興寺)、薬師寺、大官大寺(大安寺)と並び
飛鳥の四大寺として数えられた大寺院で、
7世紀半ばの天智天皇の時代に建立されたといわれますが
正史「日本書紀」には、この寺の創建に関する記述がなく
長年論議され、さまざまな説があり、「謎の大寺」といわれています
橘寺が左横に見えてきた辺りで、右に曲がりました
近くには、聖徳太子が誕生したと伝えられる場所もあります
さらに西方向に歩いていきます
その先をまっすぐ歩いていくと、
絵に描いたような山々の素晴らしい風景がありました
亀石と呼ばれている石です
飛鳥にある謎の石の一つで、重さ約10トンを越す花崗岩に
亀の顔がたくみに彫られています
しかも、彼岸花がここにだけ咲いているのも、不思議です
しばらく歩いて、道は左へ大きく曲っていました。
左側には、これまた美しい田園風景が広がっています
坂の途中に左側に何かあるようです
鬼の雪隠です
巨大な花崗岩を、四角い形に切り取り加工された石で
もともと古墳の石室の一部分だったものですが
言い伝えによると、
この辺りは霧ヶ峰と呼ばれ、鬼が住み、通行人に霧を降らせて
迷ったところをとらえて、俎の上で料理し、雪隠で用を足したと
いわれています
こちらは、石室の底石の部分で
この角度から見る景色も、いいですね
ここから、国営飛鳥歴史公園 高松塚地区になります
スタートした公園に戻ってきました
ゴールです
今年2012年のTRYあんぐるウォークは、これで終了です
善吉丸は、3回参加しました
桜が咲き誇る大阪城 近鉄・南海・阪神合同
高野山の参道 町石道 南海
そして、今回、万葉の飛鳥 近鉄
TRY賞を獲得です
国営飛鳥歴史公園を中心に、飛鳥に関する情報がいっぱいです
「あすかひめ」と「たいしくん」です
「モリゾー・キッコロ」ではありません
飛鳥駅に向かって歩いていきます。
この道は、スタート地点に向かって歩いた道と同じです
ちょうど、特急が到着するところで、構えていたところ
昭和40年(1965)~昭和52年(1977)にかけて製造された車両で
エースカー11400系を基本としながら
二灯のテールライト、特急表示板は、この車両ならではの個性な
デザインです
さて明日のブログは、
10月20日 土曜日に参加したハイキングを紹介します