8月18日 土曜日に参加した
JR東海 さわやかウォーキング
秀吉ゆかりの城下町から
長浜開港130周年の軌跡をたどる
の続きです
長浜鉄道スクエアからです
この初代長浜駅舎は、明治15年(1882)、北陸線の始発駅として
造られたもので、
当時、大阪方面へは、大津まで琵琶湖の汽船連絡が就航していて
桟橋は、駅舎のすぐそばにあったそうです
ハイキングのタイトルにあるように、長浜開港、長浜駅、北陸線は
その130年の歴史を持つ、この駅舎は現存する最古の駅舎として
初代長浜駅舎に隣接する北陸電化記念館には
ED70形電気機関車が保存されていました
昭和32年(1957)から19両製造され、昭和50年(1975)まで
隣にはD51793も保存されています
一つ番号が若い792号機は、愛知県春日井市の交通児童遊園に
保存されていて、共に三菱重工業製で昭和17年(1942)に製造され
ました
そして、長浜鉄道文化館では、なぜか南海のラピートがいました
これは意外です
館内は、北陸本線の歴史が紹介されていて
日本初の鉄道連絡船の資料、長浜~関ケ原の旧線など
実に興味深い展示でした
ちょうど683系「しらさぎ」が走ってきました。
JR西日本の特急形車両は、国鉄485系の系統を受け継いで
二階に運転席を設置した形となっていています
北陸本線も、ずいぶんと様変わりしましたね
線名も、琵琶湖線とも呼ばれています
初代長浜駅舎の南側には、慶雲館があります
明治20年(1887年)、明治天皇行在所(一時的な滞在に使用する
施設)として建設されたものです
長浜の実業家で、当時、鉄道連絡船である太湖汽船頭取を務めて
いた浅見又蔵が私費を投じ、わずか3ヶ月余りの工事で完成
竣工したのは行幸当日の朝で、建設工事の後片付けも慌ただしく
行なわれたと、伝えられています
間にあってよかったですね(^_^;)
池泉回遊式の庭園が、とても素晴らしいです
玉座が設けられている2階に上がることができました
風通しがよく、大きな屋根のひさしが暑さを凌いでくれます
先ほどの踏切の道に戻って、さらに西方向に進んで
長浜市内で川といえば、米川です
もう、すっかりお馴染みとなりました
この辺りの米川は、琵琶湖と接する河口となっており
この先の信号交差点を横断します
前方には、琵琶湖が見えてきました
ここから
その先、右に曲がると長浜港で
先ほどの道に戻って、左へ進んでいきます
右側には、市民プールがあって、とても賑やかです
この先の建物の前で、左へ曲っていきました
右側の大きな建物は、長浜ロイヤルホテルです
その奥に見えている建物は、北ビワコホテル住文です
この先を右に曲っていきました
ここから、しばらく湖岸沿いの道を歩いていきます
対岸が見えない琵琶湖は、
まるで波静かな海のようです
やがて、この先の公園に入っていきました。
この公園は、長浜城跡に造られた豊公園という公園で、
城主であった、豊臣秀吉の名にちなんで名づけられました。
途中、公園をウォーキングしている女性グループとすれ違いました
ゴールです
長々とお伝えしてきましたが、
今回は約4.2㎞、約3時間15分歩きました
公園内を、さらに歩いていきます
豊公園は、桜の名所としても知られています
現在の天守閣は、昭和58年(1983)に安土桃山時代の城郭を模して
場内は、長浜城歴史博物館となっていて
この日は、企画展として
鉄道連絡船就航130周年記念
「湖の船が結ぶ絆-鉄道連絡船と汽船の時代-」
が開催されていて、思わず見入ってしまうような素晴らしい展示でした
天守閣最上部の景色も、素晴らしいですね
奥に見える山が賤ヶ岳、その手前の山が山本山です
JR長浜駅の方向です
大きなマンションが建っている向こう側に駅があります
こちらが長浜駅の西口になります。
帰りの列車は、網干行の新快速でした
兵庫県の姫路市まで直通する列車が、頻繁に走っているのも
驚きですね。