5月27日 日曜日に参加した


京阪 スポニチ ファミリーハイク


花しょうぶ咲く市民の森から松花堂へ


の続きです。


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京都府八幡市にある、松花堂庭園(しょうかどうていえん)からです


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庭園を入って、まず見えてきたのが

吉井勇の歌碑と、大山蓮華の樹です


「昭乗といへる隠者のすみしいお 近くにあるをうれしみて寝る」


歌人 吉井勇は、長年、松花堂の近くに住んでいたそうです。

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その大山蓮華の樹に花が咲いていました。


モクレン科の落葉低木で、花は大きめ、下向きに咲いていて

紅色の雄しべと、真っ白な花びらが、とても美しいです


深山に自生していることから、別名 深山蓮華(みやまれんげ)とも

いわれ、なかなか目にすることができない花です。


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このあたりの庭園は、外園と呼ばれていて、


約40種類の竹を見ることができます

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この黒い色をした竹は、クロチクと呼ばれる種類です


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さらに進むと、池泉回遊式の庭園がありました

とても、落ちついた雰囲気です


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その先に、茶室 梅隠(宗旦好)がありました


千宗旦好みの四畳半の茶室です


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近くには、水琴窟が、音を奏でています


そっと、耳を近づけて聴いてみましょう


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奥には、茶室 松隠(閑雲軒)がありました


この茶室は、小堀遠州が造ったといわれる茶室を再現したものです


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この竹も、色が異なっていました。

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キンメイモウソウと呼ばれる種類です


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近くには、現代の数奇屋大工が工夫と技術を凝らした四畳半の

茶室 竹隠がありました。


ここでは、気軽に楽しめる日曜茶席が行なわれています。


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その先には美術館別館がありました


現在の美術館ができる前に資料館として使用されていた建物で

現在は、ギャラリーや会議室として使われています。


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奥に進んでいくと、通りから見た表門がありました。


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その門のそばにあるのが、女郎花塚です


平安時代に作られた男女の物語で、

世阿彌作の謡曲「女郎花(おみなめし)」として語り継がれています


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いよいよ、ここから内園に入っていきます

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園内に入ると、草庵茶室 松花堂がありました


寛永14年(1637)に昭乗が建てたもので、10尺(3.03メートル)角の

方丈の庵です


京都府の有形文化財に指定されています


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隣には、泉坊 書院がありました


桃山時代の建築様式の客殿で、小早川秀秋の寄進といわれてい

ます


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ここから見る庭園も、とても素晴らしいものでした。


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さてコースは、いよいよゴールを目指しますが


続きは、週末のハイキング情報のあと、お伝えします。