先週、4月7日 土曜日は
JR東海 さわやかウォーキング
多治見を彩る陶器 春まつりを訪ねて
に参加しました。
岐阜県 多治見市 音羽町になります
今回は、改札内で配っていて、それを知らず改札を出てしまい
駅員に事情を話して、また改札内に戻る参加者の姿もありました。
実は、善吉丸も、その一人です
今日は、
多治見市内を歩いて、「たじみ陶器まつり」を尋ねるコースで、
途中、旧笠原鉄道の廃線跡が含まれる、とても楽しみにしていた
南口から、南方向へ歩いていきます
今日の天気は、晴れ、気温も、この時期らしい春の暖かさ
最近の土曜日にしては、珍しいハイキング日和です
土岐川に架かる陶都大橋です
多治見市が陶磁器(美濃焼)の生産が盛んであることから
陶磁器の都という意味をこめて、この橋の名前が付けられました。
恵那市の夕立山を源流とする
土岐川は、岐阜県内の川の呼ばれかたで、
愛知県内では、庄内川と呼ばれている川の上流です。
陶都大橋を渡って、右に曲るとすぐに、別の川が流れていました
その先に見えている橋を渡っていきます.。
桜が、ようやく咲き始めました。
この橋を渡って、右側に笠原鉄道の遺構が残っていました。
土岐川を渡って、すぐの位置にある道路を跨ぐ橋の橋脚です。
これから歩く、笠原鉄道の廃線跡は、「陶彩の道」という遊歩道と
して整備されて、こういった遺構の大部分はなくなっているので
当時の面影を伝える貴重なものです。
笠原鉄道は
昭和3年(1928) 新多治見駅~笠原駅が開業
昭和19年(1944) 駄知鉄道等と合併し、東濃鉄道の笠原線となる
昭和46年(1971) 乗客数減少により旅客営業休止、貨物のみ営業
昭和53年(1978) 全線廃止
左に曲って、笠原鉄道の廃線跡を歩いていきます。
すぐ近くには、このような看板がありました。
笠原鉄道の本多治見駅跡です。
新多治見駅を出発した列車が、
土岐川を渡って、最初に、たどり着く駅です。
実際に駅があったと思われる場所が少しずれているようで
ちょうど、この辺りでしょうか?
前方に見えてきた山に沿うように、緩やかに曲がっていきます。
さらに、右方向に曲っていきました。
ここから、しばらく直線が続きます。
この日は、名古屋市内では、桜が八分咲きでしたが
夏が日本一暑い多治見とはいえ、岐阜県の山間部、
桜の花は、咲き始めたばかりです。
さらに進んでいくと、道路が交差してるところがありました。
ここを跨ぐ橋は
列車が走っていた当時にあったものかは不明ですが
ちょうど列車が通れる高さと幅です。
笠原鉄道は、東濃鉄道笠原線になってからも電化されず
蒸気機関車、ガソリン動車を経て、ディーゼルカー・機関車が走って
いました。
二年前に歩いたときには、右に曲がり大洞川に沿って歩いていき
ましたが、今回は廃線跡を、そのまま歩いていきます。
このさわやかウォーキングのために設置してくれた休憩所で
地元住民の温かさが伝わってきます。
東濃地方は、このような「おもてなし」が特に多く、
いつもこの土地を訪れるを、楽しみにしています。
ここに架かる東新橋も、いい雰囲気の橋です
ちょうど、ここが新多治見駅から、3つ目の駅 市之倉口駅です
隣に見える工場は、東京窯業、現在の社名はTYK
この工場に専用線があり、陶磁器や耐火レンガなどの貨物を、
取り扱っていました。
広い構内に、立派な駅舎、積み込まれる数多くの貨物
この貨物が、
トラックに切り替わったことが、笠原線の廃止につながったようです。
この続き木は明日です。