機能、クリスマスケーキを紹介したので、そのつながりとして
ケーキには欠かせない「いちご」
「いちご」といえば、和歌山県紀ノ川市の特産品
ということで
トミーテック鉄道コレクションから発売された
和歌山電鐵 いちご電車2270系
を紹介します
和歌山電鐵は、和歌山県 和歌山駅~喜志駅を結ぶ貴志川線
14.3kmの路線を持つ鉄道です。
2006年、南海電鉄貴志川線を、地元の熱意によって、岡山県の
両備グループ、岡山電気軌道が引き継ぎました。
その後、さまざまな取り組みが行なわれていて、話題が絶えない
鉄道会社として注目されています。
ちなみに和歌山電鐵の「鐵」になっているのは、
「鉄」だと、金を失うと書くので、縁起が悪いのと
昔から使われている文字なので、原点・基本に立ち返る意味がある
そうです。
地元特産の「いちご」をモチーフとした電車が、2006年8月3日に
「いちご電車」という愛称で登場しました。
車両は2271F(2271+2701)が選ばれ、デザインは、岡山電気軌道
の車両デザインも手がけた水戸岡鋭治氏によるものです。
細かな表記を余すことなく、忠実に再現しています。
また、車両自体、ワンマン運転に対応した大きな片開き扉が
運転席直後に設置してあるのが特徴です。
もともと、この車両は南海電鉄の22000系で、両扉が2ヶ所ありました
両扉から、片開き扉に改造するといった、一見時代を逆行している
かに思える、この改造は、運転席直後に扉を持っていくためには
戸袋が両側に必要な両扉よりも、改造が安易で機能的だったこと
からだと思えます。
屋根の上にまで塗装がされているのも、珍しいですね。
とても、いいアクセントとなっています。
側面の表記も、美しく印刷されています。
窓の上には、………が見えますが、これは文字が書かれていて
指とくらべてみて、その小ささがお判りかと思います。
これだけ小さいと何が書かれているのか、肉眼では困難でした。
写真に撮り、ズームアップして、ようやく読み取れることができました
こうつうせんたーまえ おかざきまえ きれ いだきそ
と書かれていて、貴志川線の駅名が、すべて書かれていました。
模型で、ここまで再現しているとは驚きですヽ(゚◇゚ )ノ。