今日は、KATOから、発売になった
DD54 ブルートレイン牽引機
を紹介します
DD54型は、昭和41年(1966)に登場したディーゼル機関車です、
西ドイツのメーカーの技術を導入した画期的な機関車で、
40両が製造され、主に山陰地方で活躍しました。
しかし、変速機などの故障が相次ぎ、わずか10年余りで全廃した
悲運のディーゼル機関車です。
モデルは、最終増備の6次車のうち、ブレーキ増圧装備などを
取り付けた、ブルートレイン「出雲」の牽引機、32~37号機が
モデルとなっています。
従来ユーザー取り付けとなっていた、
ライトの横にある白い手すりやホィッスルのパーツ部品は、
KATOとしては珍しく、取り付け済みとなっていました。
不器用で、何度も、パーツ取り付けに失敗したり、どこかへ紛失して
しまう、善吉丸にとって、とても助かります。
とてもまとまった、美しい、仕上がりになっています。
やはり機関車は、KATOが一番いいですね。
台座から切り離す際に、プレート本体に干渉しないようになっていて
機関車に取り付けるときには、一切隙間がなくぴったりと収まって
最初の写真を見ても、はめ込みパーツだと、あまり感じさせません。
しかも、ナンバープレートの根元が深く、接着剤は不要となり
接着剤がはみ出してしまって、失敗してしまう心配もなくなりました。
DD54型は、トミックスから、ずいぶん前に製品化されていました。
およそ30年ほど前から、ほとんど当時のまま再生産を繰り返し
現在でも売られている製品です。
3・4次車と6次車といったモデルの違いがあるものの、
30年という鉄道模型の進化を見るようです。
しかし、全体的に見ると、当時のトミックスの技術の高さ、正確さも
うかがい知ることもできて、両者をくらべると、とても面白いです。
KATOが、1次車 お召し仕様を、今後発売予定となっていて
Nゲージとしては、今後賑いそうな車種です。