10月24日 日曜日に参加した
朝日 五私鉄リレーウォーク
第4回 いにしえにタイムスリップ!
堺・百舌鳥古墳群から西高野街道、狭山池へ
の続きです。
方災除けの神様の
方違神社(ほうちがいじんじゃ)からです。
裏側にある鳥居をくぐっていきます。
けやき通りという道です。
しばらく、この道を歩いていきます。
幹周 3.5m 樹高 6.8m 胸高径 1.1m
樹齢は、わかりませんが、ひからびた樹皮から、かなりの年輪を
持っているものと思われ、
その昔、この場所は、方違神社の参道脇だったことから、
そう呼ばれています。
この先、右側にある、
三国ヶ丘交番の裏側に、気になるものが見えました。
けやき通りを離れて、近くに寄ってみることにしました。
一見、古墳のように見えますが、
中央に、レンガ造りの建物が見えています。
今回特別に、内部を見ることができました。
この建造物は、旧天王貯水池です
堺で初めての上水施設のひとつとして
明治43年(1910)に建設をして、昭和39年(1964)まで使用されて
いました。
レンガ積みのアーチがとても美しい
この通路は、点検用通路で、両側に貯水池が配置されています。
貯水槽の周囲には、土を盛り上げて
直射日光を遮ることで、細菌の繁殖を抑え、水質の安全をはかり
ました。
それにしても、すべてレンガでできていて、当時の技術の高さに
とても、驚きました。
包帯をぐるぐる巻きにしたような感じです。
「けやき通り 文化の集い」が開催していて、さまざまな彫刻が展示
されていました。
それにしても、けやきの並木がとても美しい道でした。
しばらく歩いて、この先の交差点を右に曲がっていきます。
住宅地の中を歩いていきます。
右に見えている人たちは、何をしているのかな?
ヒントは、道路上にあるようです。
南海電鉄高野線の上を渡る、耳原橋です。
その歩道橋を渡って、この道沿いを歩いていきます。
仁徳稜古墳(百舌鳥耳原中稜)です。
全長(墳丘)486m 幅(前方部)306m 総面積46万4千㎡という
日本最大の前方後円墳で
エジプトのピラミッド、中国の秦の始皇帝稜と並んで、
世界三大古墳のひとつとされています。
堀は三重になっていて、この堀は外堀になります。
遊歩道になっていました。
緑豊かな公園のようになっていて、とても気持ちのいい場所です。
百舌鳥(もず)古墳群は、現在46基が残っていて
かつては100基以上の古墳があったといわれています。
しばらく歩いて、この先を左に曲がっていきます。
カルガモが、気持ちよさそうに泳いでいる姿が見られました。
やがて、この先を左へ進みます。
奥にすすむと、
鳥居と、その後方に墳丘が見えてきました。
とても高さがあり、まるで山のような大きさです。
はるか古代 大和王権の強大な力を、今でも感じさせる場所でした。
続きは、明日です。