今日は、MODEMOから発売になった
鉄道模型 Nゲージ
「東急たまでん デハ200形」を紹介します。
ちなみに、MODEMOというメーカーは、
プラモデルで有名なハセガワの、鉄道模型ブランドです。
主に、路面電車を主体として、グレードの高い鉄道模型を作っています
特徴的な卵形の断面が、よく表現されています。
前照灯、標識灯、尾灯の大きさ、形、位置とも、実車にそっくりで
ライトグリーンとクリームのツートンカラーも美しく、素晴らしい出来です。
実車は、昭和30年(1955)に、東急玉川線用に6編成作られました。
一番の特徴のモノコック構造は、東横線のデハ5000で開発された
技術がつかわれています。
なんといっても、この愛らしい表情から、「ペコちゃん」「いもむし」「モスラ」
などの愛称で親しまれました。
しかし、昭和44年(1969)に玉川線の廃止と共に、廃車となりました。
わずか14年間の活躍でしたが、人々の記憶に残る名車です。
連接構造を持ち、その部分は一軸台車となっています
スペインの有名な列車と類似していることから、「タルゴ」とも呼ばれました。
忠実に再現されています。
これにより、床面高さ590mmを実現し
現在の路面電車の主流である超低床車のさきがけとなったのです
200型を参考にしたとも、言われています。
この東急たまでん デハ200形で、100作目となりました。
デハ200形がデザインされた、可愛いバッチでした。
最近のMODEMOの車両には、ライトが標準装備されています。
とても、小さな車体にモーターとライトを組み込むのは、とてもむずかしく
MODEMOの技術の進歩が見られます。
今後のMODEMOに、大いに期待したいですね。