今日、10月24日は、名鉄の歩け歩け大会
「とこなめ秋の祭りと新エネ体験館コース」に参加しました。
スタートは、名鉄常滑線、常滑駅です。
1700系に初めて乗りました。
2200系よりも、落ち着いた雰囲気の車内は、とても快適でした。
愛知県常滑市になります。
中部国際空港、セントレアは、すぐ近くにあります。
マップをもらいます。
今日は、常滑市内を歩いていきます。
とても見所いっぱいのコースです。
スタートです。
名鉄空港線の高架下をくぐり、左方向へ進んでいきます。
今日は、曇りで日差しはありませんが、雨の心配はありません。
気温は、やや低め、善吉丸も今日から、上着着用です。
先ほどの写真の交差点に
陶彫 大七福神がありました、日本最大級と銘打っています。
常滑は、
日本六古窯のひとつ「常滑焼」が有名で、千年の歴史を誇ります。
常滑焼といえば、「招き猫」
ということで、「とこなめ招き猫通り」にさしかかりました。
沿道には、さまざまな形の招き猫がお出迎えです。
表情豊かな、招き猫たちを
見ていると、こちらも自然と笑顔になります。
そんな楽しい、「とこなめ招き猫通り」を過ぎると、
今度は、右方向の細い道へ入っていきます。
「やきもの散歩道」という道です。
市内の中心部にあり、窯業産地として歴史の趣を、最も色濃く残している場所です。
とても、いい雰囲気の
古い黒板塀の窯屋と、レンガ造りの煙突が点在しています。
工房やギャラリーも多く、陶芸教室も行なっているところもあります。
そんな、古い町並みを歩いていくと…
一軒のお団子屋さんがありました。
しょうゆ味のしっかりと出ている
とても、美味しいみたらし団子でした。
とても、細い路地を進んでいきます。
廻船問屋 瀧田家に到着しました。
常滑は、焼き物の町と共に
江戸時代から、明治時代に欠けて廻船の町でもありました。
常滑港に隣接する常滑、北条、多屋地区には多くの廻船主が住んでいました。
常滑の船は、伊勢湾周辺の地域と江戸、上方方面を結んで
当時の人々の生活を支えてきました。
この瀧田家の居宅は、1850年頃、廻船業初めてまもなく建てられ
常滑を代表する廻船主として知られています。
中も、見ることができ、当時の生活ぶりを伺うことができます。
主屋の他に離れもあります。
ここからは、瓦屋根が続く、家並みを見渡すことができました。
廻船問屋 瀧田家の前を横切っている道には
常滑焼の焼酎瓶が壁をおおいつくしていました。
その壁を見ながら、坂を登っていきます。
今度は、下り坂です。
常滑は、とても起伏が激しい土地となっています。
とても、狭い路地を通り抜けていくと…
登窯広場に到着しました。
この日は、
「あっちべたこっちべたフェスタ」が常滑8会場で開催していて
登窯広場会場には、商工会議所青年部出展ブースがありました。
登窯広場の展示工房館です。
館内には、常滑焼の展示の他に
堤幸彦監督の映画「20世紀少年」の紹介したコーナーがありました。
実は、この映画の撮影が、ここ「常滑やきもの散歩道」で行なわれました。
当初は、中部国際空港セントレアで、
ユキジ扮する常盤貴子さんの出演シーンだけでしたが、
堤幸彦監督が、友人の勧めで「常滑やきもの散歩道」を訪問したのがきっかけとなりました。
コースは、左方向ですが
登窯広場の登窯は、右方向奥にあります。
かつて常滑には、60基ほどの登窯がありましたが
現在は、この陶栄窯を残すのみとなっていて貴重な存在です。
起伏の激しい土地を活かした登り窯では、
主に大きな土管が焼かれていました。
この大きな土管を、
窯に出し入れする作業は、とても大変だったと思います。
しかも、焼成前は、軟らかく、
登り窯の上のほうはかなりの坂を担いで登っていかなければなりません。
登り窯の裏側にやってきました。
窯の部屋ごとにつながっている煙突が10本立っていました。
この煙突が、この窯の大きさを物語っていて、とても壮観な光景でした。
ちなみに、この登窯は、明治20年頃から、昭和49年まで使用されていました。
登窯広場から、再び狭い路地を歩いていきます。
右側奥の建物の2階から誰かがのぞいています。
招き猫でした。
そのちょうど真下には、まねき猫神社がありました。
緩やかな上り坂を登っていきます。
坂を上った先には、大きなレンガの造りの煙突が、3本見えました。
ここからは、下り坂です。
このあたりも、とてもいい雰囲気です。
しばらく歩いてきた「やきもの散歩道」も、ここまでです。
また、機会があったら歩いて見たい、とてもいい道でした。
「あっちべたこっちべたフェスタ」おもしろ露店広場に到着しました。
さまざまなお店が並んでいます。
まだ、お昼には時間があるので誰もいませんが
バーベキューコーナーです
こんなところにも、常滑らしさがでていました。
広い通りを歩いていきます。
この先の交差点を左へ曲がっていきます。
しばらく、この道をまっすぐ歩いていきます。
途中、とても大きな迫力いっぱいの陶壁画がありました。
ここを、右へ曲がっていきます。
すぐに、左へ曲がり、緩やかな上り坂を歩いていきます。
周囲に緑が多くなってきました。
常滑東小学校のそばを通った辺りから、下り坂になります。
やがて、右手に大きな建物が見えてきました。
常滑市民俗資料館です
常滑焼の成立ちと歴史を紹介しています。
また、企画展示として「重要文化財･仏涅槃図と常滑水野家文書」も
行なわれていて、信長と家康の書状は、見応えがありました。
常滑市民俗資料館から、少し歩いていくと、前方に大きな建物が見えてきました。
常滑陶芸研究所です
ここの展示室には、古代から現代までの常滑焼が展示されていました。
常滑陶芸研究所から、森へと入っていきます。
その先には、神社がありました。
常石神社です。
ここから
とても急な下り坂を、石段で下っていきます。
いつの間にか、こんな高いところに来ていたのですね
改めて、常滑の土地の起伏差に驚かされました。
神社の敷地を出ると、ラッキーカードが配られていました。
のんびりと歩いていたので、ひさびさの1000番越えでした。
神社を出ると、左に曲がっていきます。
車の交通量が多い道路へ出てきました。
街路樹も、紅葉が始まっています。
ちょっと振り返らないと、うっかり通り過ぎてしまいそうですが
「常滑焼展示即売所ヤマタネ」に到着しました。
店内には、招き猫がたくさん販売しています。
その数、約500種類といわれ、お好みの招き猫にきっと出会えるはずです
コーヒーのサービスをいただきました。
ここまで約4.9ｋｍ、まだまだ見所満載ですが
続きは、明日のブログに予定しています、お楽しみに(^O^)/
