昨日10月10日土曜日は
名鉄の歩け歩け大会「抹茶の里・小京都西尾の秋探訪コース 」に
参加しました。
スタートは、名鉄西尾線 米津駅です。
4両編成分の
ホームの長さしかないので、電車のドアップの写真となりました。
場所は、愛知県西尾市になります。
マップをもらいます。
今日は、西尾市の見所をたっぷりと訪ねます。
スタートします。
駅前から、少し行ったところに、県道12号線が横切っています。
地下道を通って、その道路を横断します
地下道で横断したあと、
その県道12号線を市街地に向かって歩いていきます
今日の天候は、朝から青空の広がる、素晴らしい天気です。
気温は、やや冷え込み上着を着ている人も多かったですが
歩き始めると、上着は要らない、ちょうどいい気候でした。
矢作川に架かる米津橋を渡ります。
とても、気持ちのいい川の風景でした。
米津橋を渡り終えると、右に曲がり
その気持ちのいい矢作川の風景を見ながら、しばらく歩いていきます。
左側に、享成自動車学校がある付近です。
この辺りは、並木はなくなって見通しがよくなりました。
とても、たくさんの人が参加しているのが、よくわかります。
さらに進むと、警備員の姿が見えました。
どうやら堤防の工事中で、普段は通行止めにしているところを
ハイキングのために、堤防道路を通してくれているようです。
左手に茶畑が見えてきました。
西尾は、抹茶の生産が全国生産量の約20パーセントを占め、
日本でトップクラスです
しばらく歩いてきた、矢作川の堤防道路を離れます。
両側に広がる茶畑の中を進んでいきます。
抹茶の原料である茶葉です。
新芽が出る頃には、日よけをして、薄く、柔らかな新芽とします。
そうすることによって、
コクと独特の甘みのある、おいしい抹茶に仕上がるそうです。
さて、長い行列を作っていますが、善吉丸も並んでみました。
すっかり、周りの人たちと、いろいろお話をしながら
待つこと、30分∑ヾ(￣0￣;ﾉ
ようやく、稲荷山茶園公園の入口に到着しました。
この公園は、周囲を茶畑に囲まれていて、
その茶畑を一望できる高台の公園です。
さらに待つこと、5分、並び始めてから35分
ようやく、抹茶で出来たグリーンティーと、
抹茶を使用したパンをもらいました。
グリーンティーは、ほどよい甘さでさっぱりとした感じ
抹茶メロンパンサンドは、抹茶を練りこんだパン生地に、
抹茶のクリームがサンドしてありました。
とても、美味しくいただきました。
稲荷山茶園公園を出発します。
茶畑の中を、しばらく歩いていきます。
右手、遠くのほうに、先ほどの稲荷山茶園公園が見えていました。
この先しばらく行くと、左へ曲がります。
左に曲がった先は
やるやかな下り坂となっていました。
なおも、茶畑の風景は、しばらく続きます。
茶畑から住宅地へ入って、
しばらく歩いていくと、前方に、お寺が見えてきました。
紅樹院というお寺です。
大永年間（1521～8年）に創建されたお寺で、茶祖の寺としても知られ
明治5年ごろ、
住職の足立順道師が、宇治から茶の種と製茶技術が伝えられました。
その順道師が持ち帰った源樹が、大切に保護されています。
ここから、西尾での抹茶の栽培生産が本格化しました。
紅樹院から、少し歩くと広々とした場所へでてきました。
遠くのほうには、矢作川の堤防、そして県道301号線が見ています
その県道301号線の下をくぐります
少し堤防方向へ、県道沿いを歩いた後、左へと曲がります。
県道を離れ、広い畑の中を歩いていきます。
ここで、ラッキーカードが配られていました。
さらに、左へ曲がり進んでいきます。
とても澄んだ青空が、気持ちがよかったです。
前方の緑の生い茂っているところから、上り坂となり
住宅地の風景へ変わっていきます。
そんな住宅地の中をしばらく歩いていくと、
枝振りのいい大きな松の木がありました。
ここを左へと入っていきます。
左へと入った先には、実相寺というお寺がありました。
文永8年（1271）に創設、
明治に抹茶の本格的、栽培生産が行なわれる以前の鎌倉時代初期
このお寺の開祖 聖一国師が、中国(宋)から、お茶の種を持ち帰り
境内に播いた事が、西尾のお茶所への第一歩だといわれています。
境内にある釈迦堂は、とても趣のある建物で
中には、釈迦三尊像が安置されています。
実相寺から、
すぐの場所にある西野町ふれあいセンターの敷地を歩いていきます。
県道301号線に出てきました。
この道を歩いていきます。
すぐに、
あいや西条園という、お抹茶ひとすじのお店と製造工場に到着しました。
121年の歴史を持っている西尾では、有名な茶問屋です。
人数限定の工場見学のほか、
お抹茶など、お値打ちに販売されていました。
あいや西条園から、再び県道301号線を歩いていきます。
途中、
この県道から外れて、住宅街を少し歩きましたが、特に何もなく
すぐにまた、この県道に戻ってきました。
しばらく歩いて
前方に見えてきた、鶴舞町の交差点を右に曲がります。
さらに、少し歩いたところにある御城下の交差点を左に曲がり
この県道383号線を歩いていきます。
やがて、右手に西尾城がある西尾市歴史公園が見えてきました。
とても、風格のある鍮石門
扉に真鍮が飾られていたことから、この名がつけられたようです。
再建された本丸丑寅櫓です。
春に引き続き、今年3回目の訪問です。
近くには、京風庭園の尚古荘もあります。
西尾市歴史公園を出て、再び県道を歩いていきます。
遠く前方に見えている、信号交差点を左へ進んでいきます。
本町の交差点から、本町北までの商店街がある道路は
この日、祭りイベントのため、歩行者天国になっていました。
以前、訪れた三河工芸ガラス美術館で、演奏していたグループ
と、たぶん同じだと思います。
そんな商店街の一角に「味噌蔵パーク はと屋」がありました。
文久元年（1861）創業の老舗の味噌屋さんです。
味噌蔵を見学させてもらいました。
薄暗いの蔵の中は、芳醇な熟成中の味噌の香りでいっぱいでした。
100年使われている木樽の中は、お味噌が3年熟成されるそうです。
そのお味噌の副産物、しょうゆを使った、ソフトクリームがありました。
濃厚の溜醤油と、さっぱりの白醤油の二種類があります。
どちらにしようか、迷った時には、ミックスです。
お味は…、
確かに、醤油です、初めて食べる味のソフトクリーム
ミルクの味と醤油の味の絶妙なバランスといった感じでした。
とても、美味しかったです。
「味噌蔵パーク はと屋」を出発すると、
すっかり街中の景色になりました。
やがて、前方に緑の並木がが見えてきました。
ここを右に曲がります。
西尾市内を流れる北浜川という小さな川で、
春には、桜がとてもきれいなところです。
橋を渡って、この奥へ進んでいきます。
やがて、見えてきたのは、コンクリート作りの古い建物
「西尾劇場」という映画館で、今も上映している現役の建物です。
戦前に作られた、この建物はもともと演劇を披露する劇場として
建てられ、やがて映画館に転身しました。
真ん中の椅子は、新しいものに変えられていますが、
両サイドは、古い時代のもので、中には、壊れたままのものもあります。
また、今年12月には、、「ダンス ダンス ダンス」という
40年ぶりの演劇が行なわれるそうです。
また、館内の入口付近は、駄菓子屋さんになっていて
昭和の雰囲気たっぷりでした。
レトロな西尾劇場からは、名鉄西尾線 西尾駅までは、
とても、近い場所にあります。
西尾駅前の広場には、「抹茶の日」のイベントが開催中で
たくさんのお店が出ていて、とても賑っていました。
その一角に、ゴール受付がありました。
今日は、約9km 約2時間50分歩きました。
ラッキーカードは、残念ながら「はずれ」
当選番号は、西尾にちなんで、2、4、0と7番でした
偶然、入線してくる列車の方向幕が、「御嵩」になっていました。
明日のブログも、ハイキング紹介します。
