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6月21日日曜日は、久しぶり近鉄ファミリーウォークに参加しました。

「華やか花紀行! あじさいの「万葉の里」と貨物鉄道博物館」です


どこでも早起き、ウォーキング-1

スタートは、三岐鉄道三岐線 丹生川駅です。

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三重県いなべ市になります。


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この丹生川駅から、すぐの場所にあるのが貨物鉄道博物館です。

ここでマップをもらいます。


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今日は、いなべ市をのんびりと歩きます。


歩く前に、この貨物鉄道博物館を見学します。


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この貨物鉄道博物館は、

三岐鉄道、丹生川駅の使われなくなった側線と貨物ホーム貨物倉庫を利用した博物館で、全国各地で活躍した

貨車を静態保存、展示しています。

その他、貨車に関する興味深い資料も、展示されていました。


これらの運営は、ボランティアによって成り立っています。


それでは、保存展示されている車両を見ていきましょう。


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東武鉄道のB4形39号です。

明治時代、日本鉄道が発注した英国製の蒸気機関車で

大正時代、東武鉄道に移り貨物列車の牽引に活躍をしました。

他では、見ることがない貴重な蒸気機関車です。


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タム8000形です。

過酸化水素専用の純アルミ製のタンクが特徴です。

よく、関西本線の電車に乗ると、南四日市に、このタンクが集結しているのが、よく見ることができました。


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ト1形15号です

瀬戸電で、窯業が盛んだった時に活躍していました。

妻板の高さが、アオリ戸と同じというのが特徴で珍しいです。


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ワ1形5490号です。

近江鉄道からきた木製の板張りの有蓋車です。

明治時代の古い貨車で、戦前までは、国鉄で活躍していました。


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ト200形246号です

愛知電気鉄道、今の名鉄で活躍した無蓋車です。

こちらは、妻板が、わずかにアオリ戸より高くなっています。

もともとは、有蓋車だったそうです。


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ワフ21000形21120号です

小さな貨物室が、特徴です、他の貨物と混載が不向きな鮮魚や貴重品などの小口貨物用でした。

晩年は、西濃鉄道で推進運転に使われてきました。


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修繕中の貨車はワ11形11号です

こちらも、板張りの味のある有蓋車で新潟県の蒲原鉄道で活躍しました。


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ホサ1形1号です

浅野セメントが、川崎の工場へ石灰石を輸送するために使われました。

晩年に、福井鉄道に移籍し砕石散布用に改造されています。
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テラ1形146号です

こちらは、車内にも木の内張りがない鉄製有蓋車です

水と反応して高熱を発する生石灰を輸送するために活躍しました。

岐阜県大垣市の美濃赤坂駅で、よく見ることができました。


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タム5000形6263号です

腐食性が強い塩酸専用のタンク車で、タンクの内面は腐食に耐えるようにゴムライニングが施されています。


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タム500型2920号です。

昭和6年から30年間、621両も製造されたタンク車です。

2軸のタンク車としては、最多の量数で、ガソリンを輸送しました。


一昔の貨物列車は、こういった2軸の無蓋車、有蓋車、タンク車が混結されていて、見ていて飽きなかったものです


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さて、奥のほうには巨大な貨車がありました。

シキ160形160号です。

全長22メートル 自重40トン 車軸12軸

吊掛式と呼ばれる大物車で変圧器を輸送するのに使用します。
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この真ん中部分を分割して、大きな変圧器を挟むように輸送します。


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DB101号です

静岡県、用宗駅から分岐していた巴川製紙所の工場引込み線で

貨車の入れ替えに活躍したディーゼル機関車です。


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さて、この貨物鉄道博物館で、最も注目する貨車は、これです。


一見、無造作に置かれていて、誰も注目しませんが

昭和6年と昭和12年に制式化された旧日本陸軍の貨車

91式、97式軽貨車です。

車輪は、軌間変更可能な構造で、アジア大陸や南方で軌道施設や軍事物資の輸送に活躍しました。


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さて、貨物鉄道博物館に、かなり見入っていたので、

一緒の電車に乗ってきた人たちの姿は、もうすっかりなくなってしまいました。


善吉丸もスタートします。


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静かな住宅地の中を歩いていきます。


今日の天候は、霧雨

傘をささなくてもいいような感じです。湿度が高めで、かなりむしむしとしています。


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信号交差点を横断し、そのまま直進します。


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人家も少なくなり、茶畑や田んぼが広がる風景になってきました。


こんなに、人がいないのも久しぶりです(^o^;)
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前方に見える看板は、員弁川散歩道の案内板です。

その看板にしたがって、左へ曲がります


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蒼川に架かる橋を渡っていきます。


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ちょうど、ここが蒼川と員弁川の合流地点です。


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ここから、しばらく、その員弁川に沿って歩いていきます。

その模様は、明日のブログで紹介します(^O^)/。


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