今日は、11月22日土曜日に開催された
「東海道を行く 笠寺観音から宮の渡し」の様子をお伝えします。
今回のスタート駅は、名鉄名古屋本線本笠寺駅です。
ほとんどの普通列車は、この駅で特急、急行に追い抜かれるため
この駅で、5分程度停車します。
中には、3本の列車に追い抜かれるときもあります。
冬の訪れを感じます。
県道55号名古屋環状線の道路を、わたると笠寺商店街があり
その先に笠寺観音があります。
尾張四観音の1つとして、古くから親しまれています。
特に、節分の時は、大変な賑わいを見せる場所です。
ちなみに、尾張四観音とは甚目寺観音、荒子観音、竜泉寺観音
そして、この笠寺観音です。
徳川家康が、名古屋城を築城の際、鬼門に当たる4つの方向に
鎮護として定めたいわれている。
さらに、名古屋といえば大須観音が有名で
尾張四観音に入っていないのは、不思議なことではあるが
大須観音は、もともと美濃の国から、
江戸時代初期に、現在の地に移された新しい寺であるということで
尾張四観音には含まれないそうです。
テストに出たときには、くれぐれも大須観音と書かないように
注意したいものです。
しばらく住宅地を歩いていくと、大きな木がありました。
名古屋市内では。9ヶ所あったとされる一里塚ですが
現存するのは、この笠寺一里塚のみです。
来た道を、また戻ります。
この辺りには、見晴台遺跡があり、
考古資料館では発掘された土器などを展示しています。
名鉄名古屋線の線路をくぐり、そのあと、しばらく住宅地を歩いていきます。
創建は1603年といわれています
半田、鳴海の山車にくらべて、一回り大きな山車です。
そのためと古さもあって、現在は動かないままとなって
祭の時に、こうして飾られるそうです。
811年、弘法大師空海が、この地を巡礼した際に創建したといわれ
現在は、ペットのお寺として知られています。
呼続の山崎川をわたり、
ずっと向こうに見える名古屋高速道の下を潜り抜けていきます。
お惣菜で有名なカネハツも、この近くです。
並走する、この道が旧東海道の道といわれています。
昔は、精進川という川があって、そこに架けられていた橋だそうです
東海道は、ここから、船で桑名へと渡っていくのです。
途中、太平洋戦争中、週輪20年6月9日、熱田空襲の爆撃により、
堤防に残された焼夷弾の爪あとがありました。
平和を願う千羽鶴が、今でも絶えません。
白鳥庭園です。
白鳥庭園は、都市部にありながら緑が多く、とてもくつろげる場所です
ちょうど、紅葉し始めた庭園は、とても美しかったです。
水に指をつけると、鯉が吸い付いてきました。
なんか、オーストラリアの子牛さんを思い出します。
しばらく、ここでのんびりしました。
熱田神宮公園の中を歩いていきます。
火の神様、家の守り神様として有名です。
今回は、この駅がゴールです。
名鉄名古屋本線、常滑線、並走してJR東海が通過しているので、
非常ににぎやかでした。