さあ、今日も歩きますよ
２００８年春 東海の自然 歩け歩け大会の参加、
久しぶりの近鉄です。
スタート駅は、近鉄大阪線赤目口駅です。
三重県名張市になります。
名古屋から、遠い場所にもかかわらずたくさんの人が集まってます。
天候は、すっきりとしない曇り空、
気温も低めで半袖だと寒いくらいです。
今日のマップです。
ここ名張市から、県境を越えて奈良県宇陀市に入り
宇陀市にある「滝谷花しょうぶ園」に立ち寄ります。
ちなみに今回は★★の健脚コースになっています。
スタートします。
しばらくの間、近鉄大阪線沿いを歩きます。
あたりは、田園が広がり、時折走り去る列車の音がするものの
とても、静かな場所です
田園地帯を過ぎ、坂道へと差し掛かりました。
しばらく上り坂が続きます。
まだ、このあたりは、道が広く歩道もあって歩きやすいです。
約３キロ地点 白山 秋葉神社を通り過ぎます。
民家も、少なくなってきました。
坂道も、ややきつくなり、道も狭くなっていきます。
しばらく続いていた坂も、このあたりまでです。
さて、いつもと違うことにお気づきでしょうか？
他のハイカーの人たちが写真に写っていませんよね。
約４．５キロ地点を過ぎたあたりから、集落に差し掛かりました。
山に囲まれ、その斜面に沿って民家が建っています。
左の山道へ進みます。
路上に張ってある小さな矢印とマップが頼りです
すっかりと山道へ入ってきました。
やや上り坂です。
このあたりが、三重県と奈良県の境です。
これから、奈良県へと入ってきます。
ここは道なんでしょうか？
草がボーボーで、雨でぬれていてベタベタです。
やっと山を抜けて、集落に出ました。
以前は室生村と呼ばれていたが、
宇陀市となって、奈良県で初めて、地域自治区制を取り入れ
現在は奈良県宇陀市室生区となっています。
約６．３キロ地点白山神社です。
室生区というより、やはり室生村といったほうがあっている
そんな山あいの、のどかな集落の中を歩いていきます。
田んぼも、地形に沿って段々になっています。
再び坂を登り、山の中を歩いていきます。
舗装がしてある広い道路で、このあたりは歩きやすかったです。
お城のような民家が見えてきました。
その横の坂道を歩きます、ここが一番急な坂道でした。
約９．５キロ地点 滝谷花しょうぶ園に到着しました。
約１万坪の園内には、季節の花が咲いていて、ゆっくりと散策できます。
特に花しょうぶは、600種100本が植えられているそうです。
しかし、今の時期少々早かったようで、
わずか早咲きの品種しか咲いてませんでしたが
それでも、見事な花を咲かしている花しょうぶがありました。
花しょうぶといっても、いろいろな種類があるものです。
この花は、濃い紫色が印象的です
淡い紫の花しょうぶです。
中心部分が白く、とても美しい花しょうぶです
薄い紫色をした花をつけているものもあり、
水辺に咲くカキツバタとは、また違った魅力のある花でした。
さらに園内には、見事な蓮の花も咲いていたり
連日の雨で、早く花を咲かせたアジサイも咲いていました。
ハイキングに参加した人で
滝谷花しょうぶ園に入った人がもらえる、名物の草もちです。
目の前で焼いてくれました。
あんこが熱々で、とてもおいしかったです。
花の郷コンサートｉｎ滝谷として、
稲本耕一さんのクラリネットコンサートがあり、
草もちを食べながら、思わず聴き入ってしまいました。
ふたたび、コースを歩いていきます。
杉林が多い茂る森林の中を歩いていきます。
少し下り坂で、足場も悪いので、注意です
左のほうに小さな川が流れ、せせらぎの音を、耳にしながら歩いていきます。
ふと忍者ハットリ君の歌を思い出しました。
「山を越え、谷を超え、僕らの町へやってきたー、
ハットリ君がやってきた♪」
そう、この周辺は忍びの里でもあるのです。
今にも忍者が出てきそうです。
ようやく山を抜け、川沿いに歩いていきます。
前方に、大きな川と橋が見えてきました。
宇陀川に架かる室生橋です。
橋を渡ったその奥に、近鉄大阪線の線路が見えます。
この上り坂が最後の坂です。
登った先に、ゴールの駅があります。
ゴールしました。
近鉄大阪線 三本松駅です。
今日は、約１２キロ ２時間４０分歩きました。
自然がいっぱいでしたo(〃＾▽＾〃)o