設計事務所の経営で成功するコツは、「時流を読む力」を持つことです。
ここで言う成功とは、経済的な成果を上げること、
つまり事務所の持続的な成長を実現することを指します。
では、「時流を読む」とは何でしょうか。
それは、社会や経済の変化を的確に捉え、
どの分野の建築需要が伸び、
どの分野が縮小していくのかを見極める力のことです。
単に流行や一時的なブームを追うのではなく、
その背景にある構造変化や政策動向まで含めて理解することが重要です。
たとえば、近年はBリーグのアリーナやJリーグのスタジアム整備が各地で進み、
スポーツ施設のニュースをよく目にします。
これだけを見て「スポーツ施設の市場が拡大している」
と判断するのは早計です。
実際には、国の交付金や自治体の地域活性化策など、
特定の要因による一時的な動きである可能性もあります。
同様に、住宅分野は着工戸数が減少しているからといって、
一律に「市場が縮小している」とも言い切れません。
むしろ、リノベーションや二拠点居住、住むことを目的とした分譲マンションではなく、
資産運用を目的としたものなどへ、新しい需要が生まれています。
また、建築設計の分野には、スポーツ施設や住宅以外にも多様な領域があります。
たとえば、医療施設、教育・研究施設、事務所、生産施設、などは、
社会構造の変化とともに再編や再整備が進んでいる分野です。
これらの市場動向を捉え、長期的な視点で戦略を立てることが重要です。
重要なのは、数値の表面だけで判断するのではなく、
社会の動きの本質を読み取ることです。
人口構成の変化、働き方の多様化、脱炭素社会へのシフトなど、
これからの建築需要を左右する要因を広い視点で捉える必要があります。
その上で、自社が注力すべき分野を見極め、情報収集を行い、
知識やノウハウを蓄積する。
そして、自らの見解や実績を発信していくことが、次の仕事につながります。
「時代を読む」とは、未来を先取りすること。
設計事務所の経営は、設計力と同じくらい“洞察力”が問われる時代になっています。
自事務所では、なかなか把握できていない、
しっかり確かめながら経営したいという設計事務所の経営者さまは、
北は北海道から南は沖縄まで、
全国の設計事務所の経営者の方にご参加いただいている
設計事務所経営勉強会「創成俱楽部」にご参加ください。
おかげさまで、創成窪田株式会社は、
2025年11月1日から第15期をスタートしております。
ともに成長し、成功を創造して参りましょう!
よろしくお願い申し上げます。