■中山10R:有馬記念(自信度B)

 考察1~3で述べた理由から、「2強」の中では⑬ダイワスカーレットを、それ
 に対抗する馬として⑧スクリーンヒーローをピックアップします。

 考察に書いた理由以外では、両馬ともに中間の調教過程が素晴しいという
 のも買う理由の1つです。

 前者は、天皇賞・秋の最終追い切りと今回とをVTRで比較しましたが、前走
 時は若干ヨレるシーンがありましたが、今回は真っ直ぐに坂路を駆け上がっ
 てきており、苦しいところが無くなったように感じられました。
 後者は、更なる上積みというより、前走時のできをそのままキープしていると
 いうのが分かるもので、連戦の疲れがどうかという不安を払拭する良い追い
 切りでした。

 早めにスパートするダイワにスクリーンヒーローがどこまで迫るか、今から
 ゴール前の攻防が楽しみです。

 この2頭から、①カワカミプリンセスと⑩マツリダゴッホの2頭への馬券を
 大本線にして、今年の有馬記念の勝負とします。

 カワカミは、前走のような瞬発力勝負ではどうしても負けてしまいますが、
 有馬記念のような持続力を要するような競馬はぴったりの馬です。
 その馬が内枠1番を引いて、ロスなく競馬をできれば、まず崩れることはない
 のではないかと考えますので、この馬を3番手に抜擢したいと思います。

 マツリダについては、確かに中山は走りますのでこちらも大崩はないと思いま
 すが、特に考察1,2で述べた理由からあえて4番手にしました。

 そのほか馬では、血統面と内枠という観点から⑥エアシェイディ、スクリーン
 ヒーローとの比較から⑦アルナスライン、調教強化と血統面の観点から⑫ア
 サクサキングスの3頭を3連単の紐として付け加えました。

 3連単 8,13→8,13→1,10=3000円×4点
      8,13→1,10→8,13=1000円×4点
      8,13→8,13→6,7,12=1000円×6点
      8,13→6,7,12→8,13=500円×6点
 馬連 8-13=10000円
 ワイド流し 1-8,13=5000円×2点

■中山9R:フェアウェルS(自信度C)

 前々走の時計などから、このクラスもあっさり通過しそうな②ウォータクティクス
 から素直に勝負します。

 相手はちょっとひねって、如何にもひと叩きしてここを狙ってきたと思える
 ④ミンティエアーを抜擢します。
 昨年のこの時期も、鞍上デムーロで2着に食い込んでいますので、その再現を
 期待します。

 3連単 2→4→1,8,10,11,13,16=1000円×6点
      2→1,8,10,11,13,16→4=1000円×6点

■中山5R(自信度C)

 ブリンカー2走目の更なる上積みが見込める⑦ダイワライトニングと、鞍上に
 デムーロ騎手を迎えて勝負気配が感じられる⑩ワインアドバイザーの2頭で
 勝負します。

 この2頭から人気どころへと、年末らしく一発狙いで大穴⑭ナムラビスマルク
 を付け加えます。
 2走前の走りをみますと、500万下なら何とかなる力はある馬です。

 3連単 7,8→7,8→5,10,11,14,16=500円×10点
      7,8→5,10,11,14,16→7,8=500円×10点
 3連単1着流し 14→7,8=500円×2点
 馬連流し     14-7,8=500円×2点