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日本ほめハピ協会のブログ

日本ほめハピ協会の公式ブログです

私には息子は軽度の発達障がいがあります。

今は12歳、小学6年生です。


軽度なので
小学校は普通級に通っています。


クラスメイトのみんなができることが
息子には容易にできないことも多く
先生とお友達に助けてもらいながら
学校生活を送っています。


私はこのことをオープンにしているので
たまに息子と同じような幼児のお子さんを持つママさんから
質問を受けます。


今日はそんなことを書こうと思います。





よく聞かれること


それは


「縄跳び飛べますか?」




私はこう答えます。




飛べなかったよ~


幼稚園の先生からは
お家で練習してくださいって言われて
毎週週末に縄跳びを持ち帰ってきたけれど


そのままカバンから縄跳びを出すことなく
月曜日に幼稚園へ持っていっていたよ。



本人が飛びたいって言わなかったから
練習もさせてなかったからね


飛べないよね~。あはは。



次にいつもこう質問がきます


「練習させなかったのですか???」




うん


と答える私。



だって本人が望んでないんだもん。


親の私がどれだけ練習につきあったって
本人が嫌がるんだもん
そんなのできないよ。


ってね。



私はこう思うのです。



発達障がいがある息子にとっては
練習してもできないものがあるのです。


努力ではなんともならないものがあるのです。



私自身は
努力すれば手に入らないものはないと思って
生きてきました。


ストイックにコツコツ取り組むこと
嫌いじゃなかったです。


逆に

できないものがあれば
自分の練習が足りない、努力が足りないと思って
さらに練習に励む私でした。



だから


努力とかそういうレベルじゃない
できないってことがある


息子の状態を初めて知らされたとき
少しショックでした。


そんな~って。


でもね

それを知って、
こう考えることにしたのです。



できることとできないことの差が
激しい発達障がい児


ならば

すべてのことをできるように努力することよりも
今息子ができること、興味があること、得意なこと
そこに努力をすることが大切だと。



究極

縄跳びが飛べなくても
逆上がりができなくても
跳び箱が飛べなくても
大人になって困ることはないです。


(縄跳びと同様
今でも息子は逆上がりも跳び箱もできません)



本人ができるようになりたいと
思っていないのだもん。



そこに
1時間練習を費やすよりも



同じ1時間の練習を

息子が大好きなピアノの練習だったり
大好きな英語のCDを聞いたりすることに
時間を費やせばいい


そして
練習をがんばった息子を
思い切りほめよう


そうしようと決めたのです。




実際に
息子が練習を嫌がる縄跳びは
5分と練習は続きませんでした。
いや1分もやれてなかったかも。


でも
ピアノも英語も大好きなので
何時間でもやっています。



その結果
ピアノを一緒に習い始めた妹よりも
息子の方が上達が早いです。


帰国子女と間違われたことがあるくらい
英語の発音はきれいです。



できないことではなく
できることを伸ばせる努力をする


きっと
努力したことが
いつか彼の味方になってくれるだろう


これが私の発達障がい児の息子の育て方です。



そして
これが私のほめることの原点です。



160222



そうそう
先日、息子のクラスが大縄跳び大会で優勝したと
娘から聞きました。


息子は縄跳びは数回しか飛べません。


それでも
大縄跳び大会にはちゃんと参加しました。


それは

縄を回す役です。


クラスで誰よりも小さくて
誰よりも力がない息子ですが
どうやら立派に縄を回し続けたようです。


縄跳びが飛べなくても
ちゃんと役割があるのです。


立派な役目が。



だからね

できないことがひとつやふたつあったって
そんなの心配することなんてない

大丈夫



こう書きつつ
自分にも同じことを言い聞かせる
中田あいです。



最後までお読みくださり
ありがとうございます。







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