こんにちは。
記念すべき初レビューは、僕の一番好きな映画
『リトル・ダンサー』
他にも語りたい映画はたくさんあるのだけれど、
やっぱりこの映画から始めたいナァと思いました。
まずは基本情報から↓
日本公開:2001年1月27日
製作:イギリス
上映時間:110分
原題:Billy Elliot
あらすじ:
英国の炭坑町で暮らす11歳のビリーは、ふとしたきっかけからクラシック・バレエに
夢中になる。男がバレエだなんてみっともない、と炭坑ストで失業中のパパは猛反対。
だがバレエ教室の先生だけは、ビリーのダンサーとしての素質を見抜き、応援する。
やがてビリーの才能に気づいたパパは、名門ロイヤル・バレエ学校に入りたいという
息子の願いをかなえるため、ある決意をする。
(『リトル・ダンサー』「角川映画」、https://www.kadokawa-pictures.jp/official/little_dancer/、2021/4/13参照)
今回の記事ではこの映画について、ネタバレなしで感想を綴っていきます!
そもそもこの映画を観るきっかけとなったのは大学のとある授業。
イギリス映画を取り上げて、その歴史的背景や映画の面白さを分析する授業でした。
大学4年間で一番興味深い授業で、僕はもろに影響を受け、
イギリス映画のあの落ち着いた、質素な雰囲気にはまりました。
この映画、オープニングから観客の心を掴んでくるんですよ。
ベッドの上で飛び跳ねるビリー、ただ無邪気に、元気いっぱいに。
バックにはT.Rexの「Cosmic Dancer」が流れる。
これだけでいいんです!これだけがいいんです!!
そうこの映画、T.Rexの楽曲がここぞとばかりに使われています。
炭鉱町の寒々しい雰囲気と、無邪気で純粋で明るいビリーたち子供とのコントラストが
この映画のいいところの一つでもあるのですが、
T.Rexがそのコントラストをさらに強くしているんですよ。
街はスト運動真っ最中で大人たちはカリカリしているのに、
子供たちはT.RexのBGMに合わせて楽しく愉快なことをする。
見ているだけで元気をもらえます。
そしてエリオット家の絆がまたいいんだな!
僕自身、3つ上の兄がいるので、
「わかるわかる、不器用だけど弟のこと大好きなんだよな、兄は!」と
ビリー目線で共感の嵐でした。
兄からの愛を感じるから、どんなに悪態をつかれても優しくしてあげたくなるんですよね。
そしてそして、主人公ビリーを演じるジェイミー・ベルの演技が素晴らしい!!
ビリーが躍るシーンもジェイミー本人が踊っているんです。
躍動感があり、ビリーの感情が体現されているような、
踊りに関しては全く知識のない僕ですが、見ていてそう感じました。
(『ニンフォマニアック』ではとんでもない役を演じていたジェイミー・ベル。
こちらも大好きな映画なのでまたいつか語ろうと思います。)
なるたけ内容に触れずに感想を綴ってきましたが、とりあえず是非見てほしい!
観なきゃ伝わらないこの感動!(見終わったらまた感想を聞かせてほしいな~)
僕に元気を与えてくれる、そして心をあったかくしてくれる。
そんな映画です。
次の投稿ではもう少し内容に触れた感想を書こうと思います。
たぶん、ネタバレ含みます。