前回のブログからずいぶん時間が経ってしまいました。実はこの間にいろいろありましたので、備忘録的に書きます。

〈オプジーボ〉
2022年6月から投与していたオプジーボは2022年12月で投与をやめました。
一時期はオプジーボの効果が出ていたのですが、だんだんと効果が疑わしくなり、2023年1月に造影剤を使ったCTをして、効果がないことを確認しました。
元々のリンパ節の増大に加え、肝臓や腰に新たな転移が見つかりました。

〈血栓症〉
造影剤を使ったCTで、新たな転移の他に、血栓が見つかりました。血栓は肺静脈にあります。
こちらはすぐに循環器内科を紹介してもらい、いわゆる「血液さらさらの薬」を処方してもらいました。
薬を服用してから、1ヶ月後にまた造影剤を使ったCTで血栓の状態を確認しましたが、変化なし(効果なし)でした。この薬は通常3ヶ月服用するらしいので、服用は継続しています。
またこの血栓以外に血栓はなく、内出血もないようです。
血液検査の結果、血栓ができやすい体質ではなかったので、がんによる圧迫で血栓ができたと説明を受けました。

〈心拍数〉
ここ1年くらい心拍数がずっと100を超えています。循環器内科の先生の説明では心臓に戻る静脈が腫れたリンパ節で潰されているかららしいです。
CTの画像では確かに太い血管が急に細くなっているのがわかります。押し潰されてほとんど血液が流れてないのではないかと心配になるほど潰れています。
心拍数は運動すれば下がると考えていましたが、腫れたリンパ節をどうにかしないとどうにもならないとわかり、無理しないことに決めました。常にゆっくり歩いています。
登りの階段は要注意です。普通に登ると息が上がり、心臓がバクバクなります。無理しようにも全然無理できない体です。

〈インライタ〉
オプジーボの次なる薬として、インライタを選択し、2023年2月から服用しています。
インライタは通常、血圧を確認しながら服用量を増減するらしいです。(血圧が上がるまで服用量を増やす)
とりあえず5mgを1日2回から始めました。1ヶ月後、血圧は上がりませんでしたが、「血液さらさらの薬」も服用しており、それぞれの薬の副作用である出血が発症しないように薬の量はそのままで、もう1ヶ月服用することになりました。
服用後2ヶ月経っても効果がなかった(CTで確認)ので、担当医は悩んでましたが、増薬をお願いしました。
現在は7mgを1日2回服用中です。
後で循環器内科の先生に聞いたことですが、心拍数が早いので、血圧は上がりにくいとのこと。確かにそうですよね。

〈体重〉
2022年1月頃から体重が減り始め、およそ10kg減りました。BMIは16.7。
一時期は食事が面倒で、食事よりも体を休めたかったので、体重が減りましたが、今は体重を増やすため、意識して食べています。残念ながら、なかなか増えません。
どうも唾液の量が減ったようで、水分量が少ない食べ物は苦戦します。肝腎のお米も以前のようには飲み込めず、水やスープで流しこんでます。食事に時間がかかります。
ビールで流し込めば、まったく問題なし?

他にもまだ書くことがありますが、それはまた別のブログで。