日本映画
今日はこの映画「90歳。何がめでたい」を観てきた
佐藤愛子さんの同タイトルのエッセイを映画化したもの
正直なところは、この映画を見に行ったのではなく、娘から
「 今日は友達が家に来るから、ふたりで(女房と俺)どっか出掛けといてよ 」って言われて追い出されたのである
そして、駐車場代のかからない滋賀のイオン草津まで2人で行くことにしたのだ
(ありがたいね、駐車場代を無料にしてくれてるぶん、朝から夕方までちゃんとたくさんおカネ落としてきたYO、京都はこういうの見習ってほしいね)
で、どうせならば映画でも観ようかということで、俺らは洋画とかはあんまり、、なので、この日本映画を観ることにしたんよ
2人とも、アメリカ映画のCGでドカンバカン、最後にぶっちゅーっていうお決まりの映画があまり好きではないんよ
嫌いじゃないんだけれど、好きではない
そして、
2人とも日本映画は好きなんだけれど、俺は、ただただ自分が難聴なのが気になってしょうがないんよセリフが聞こえないから(いやほんま字幕つけてくれよぅ、SE・TSU・JI・TSU )
一応、補聴器を持って行ったんだけど、今回の映画は主人公たちが声がデカいのでよく聞こえる聞こえる! 滑舌もイイ、ぼそぼそ喋ることも少ないのでとても良かった
もちろん、映画はとっても面白かったYO
女房は二回泣いたらしい
唐沢寿明のキャラ設定が濃すぎるのが気になったけれど、これはまあこれで、これだからこその面白さや感動もあったと思うし
んー、なんだろう
日本映画って、独自の路線を走ってるよね
おれは、好きだね
いろんな国のいろんな映画を観てるけれど、これは本当に独自の世界観だと思う
昔は、20代の頃は、日本映画なんかダサくて観るのもなんか嫌で、アメリケンな映画ばっかり観てた
でも、よく考えてみると、ダサいって言っても本当は日本映画を観たことが無かっただけなんよね
ほんで、日本映画を観だしたら
面白いやん!
グッとくるものがある
派手さは無いけれど、なんかイイなあ、ってことに気付いた
たぶん、最初は「Shall We Dance?」とかだった気がする、忘れた
で、他の人と同じように小津安二郎なんかにハマる
今回の映画、出演者が豪華すぎてびっくりなんだけれど、個人的には佐藤愛子の孫娘役の藤間爽子ってひとがすごく良かったって思ったんだけれどなあ
誰もそんなことは書いてないので、こっそりとここで主張しとこ
本当にチョイ役、サポート役なんだけれど、
この子の演技や存在感が、この物語に安心感と色どりをもたらせていると思ったYO
バランスをとるのが上手いよね、演出かなあ、演技かなあ
90歳かあ
佐藤愛子さんは去年100歳になられたようだ
俺が90になるころには、たぶん、今では想像もできないぜんぜん別の世界になってると思う
車とか飛んでるかなあ
家とか浮いてるんやろか
ロボットが働いてくれてるんかな
そもそも生きてるかな
なんだかんだ言いながら生きてる気もする
なんだかんだ言いながらとっくに死んでる気もする