アメリカ、スペイン映画
日本でいうお遍路さんの旅、いわゆる「巡礼の旅」
とくに大きな起伏がある映画ではないけれど、じわっとくる映画
やっぱり、ゆく先々でドミトリーの安宿に泊まる場面なんかは、自分のバックパッカーで旅してたころを思い出しながら観てたんよ
巡礼の旅の途中で亡くなった息子の遺灰をもって、同じ巡礼の旅をする父親のはなし
初めは、いろんな人種のいろんな人と交わりながら、鬱陶しいとも思いながら、段々とメンバーは固定化されていく
これも、バックパッカーあるあるやね
結局、カナダ人のタバコ吸いまくりの女性、オランダ人のヤク中のようなデブ男、アイルランド人のスランプ中の作家男、そして、主人公のアメリカ人の眼科医、の4人にまとまって話は進んでいく
とにかく、旅をしてたら、宿探しと飯探しが一番たいへんなんよね
わかるわ~
たんたんと進んでいく物語だけれど、
途中で、無口な主人公のアメリカ人の父が、酔っぱらってしまって、メンバーに本音をぶちまけるところが一番のハイライトだなあ
スカッとするYO
ずっと黙って旅をしてたけれど、やっぱりアメリカ人なんだなって
オレ、こういう映画好き