こんにちは
せっかくの3連休なのに
お出掛け予定の方は残念ですよね
今回も
「流行ファッションの作られ方」(その3)
として
「流行の仕掛け方」
についてお話したいと思います
聞いたこともない新しいブランドなのに
雑誌で特集されているのを見たことはありませんか？
そして
“このブランドってイケてるのかしら…？”
“大注目ブランドなんだ！”
なんて思ったことはありませんか
実は、これはビジネスで成り立っているのです。
ターゲットとなる雑誌の編集者とブランドがタッグを組み
雑誌で大きく取り上げてもらっているのです。
そこには広告料金として
何千万や億といった多額のお金が発生していますし
ブランド側が編集者の意見を取り入れた商品構成にもなっている
こともあります。
また、雑誌側からアパレルメーカーに
“うちの雑誌で大きく取り上げるから
こういうブランドを一緒に作りませんか？”
という依頼があり
新ブランドを立ち上げるという例もあります。
そうなたっら強いですよね。
勿論、既存のブランドでも、広告出稿料と編集部の力で
盛り上がっているブランドもたくさんあります。
最近は特に、雑誌の売上が良くない為
編集ページ（純広告＆タイアップ広告以外）は
広告主であるブランドのものを
優先的に使用する傾向がかなり強くなっています。
雑誌に広告をたくさん出す
↓
編集ページでたくさん取り上げられる
↓
その商品が売れる
↓
また雑誌に広告をたくさん出す
↓
編集ページでたくさん取り上げられる
↓
その商品が売れる
といったスパイラルになります。
つまり、各ファッション誌には
「お抱え（お得意さん）ブランド」があって
それらのブランドが頻繁に誌面を占めるという訳です。
もちろん、全ての特集ページが必ずしもそうだとは限りません。
編集者やスタイリストなどが「本当に良い」と思うものは
このようなビジネスは関係なく掲載されたりしていますよ。
これこそが本当にその雑誌に合っているものなのでしょうね
私のBlogは、下のファッションブログの
「ファッションスタイリング～ファッション業界のお仕事」
というタイトルで出ています。
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