自分に絶対向かない職業 | 川で遊ぼう

自分に絶対向かない職業

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学生時代

いろいろなバイトをしました


山の中で山仕事

道路工事

デパートの化粧品コーナーの似顔絵かき

工場でクリスマスケーキつくり

うなぎのえさ取り      ← これは重労働でした ショック!

紙芝居の絵の作成

インテリア

釣り堀

ガードマン



こうやって

羅列してみると

いろいろ 思い出も蘇り

当時は 苦痛であったバイトも

案外 楽しい経験だったかもしれません


その中でもう一度 その時代に戻り

やってもいいと思える仕事は

山仕事 インテリア 紙芝居

ですね


絶対やりたくないのは

ガードマン


警備という仕事が

つまらない ということではありません

職種として 社会になくてはならない仕事

従事している方には 頭が下がります


私に 最も あっていなかった

という意味で やりたくないのです


私たちの学校では

先輩から 後輩へ

定番の引き継ぎのバイトが存在しました

それが ガードマン

区役所の 警備員でした


私の職場は

学校近くの郊外の区役所でした

友達と ローテーションを組み

週に3日程度

そこで 夜勤の仕事についていました


見回りしながら 警備員室で一人過ごします

警備日誌に 見回りの報告をし

朝 庁舎と駐車場の解錠をして

庶務課の課長さんに 最後の報告

そして 学校へ行く

それだけの 仕事なのです


しかし

私の当番の日は そうではありませんでした

みんな 訪れるのです

友達が わんさと遊びにくるのです

男も女も お菓子 飲み物 買いこんで

遊びにくるのです         ← な、なんで~? ショック!


その区役所は まだ新しい建物で

警備員室も広く マンションの一室ふう

快適なのです


彼らにとって 下宿で一人いるより ずっと楽しいのです

だって テレビはビデオ付きの大画面 レンジもある

冷暖房完備

なにより みんなと会える

そこは 最高のプレイルームと化すのでした


さらに 悪いことには

区役所の 地下には会議室があり

そこには 卓球台が置かれていました


当然 毎晩 卓球大会           ← 楽しかった! ラブラブ!


夜の8時を回ると

友達が 集まりだし

一緒に 食事をし

一息ついたら 卓球大会

午前1時 くらいまでそれが続き

夜中は 誰かが持ってきた映画をみたり

わいわい コーヒーを飲みながら

話しに 華が咲きます


まさに 不夜城

夜遊びの殿堂 でした       ← 遊びの殿堂~♪ にひひ


ある日

卓球大会が長引き

明け方まで 盛り上がりました


明け方まで 全力でトーナメントを何度もやると

疲労困憊

くたくたになって みんな帰って行きましたが

私には 仕事が残されており

帰るわけにも 寝るわけにもいきません


朝 庶務課へ報告にいったところで

体力の限界が訪れました           ← 自業自得 得意げ


もう 学校へ行く余力もありません

着替えて 制服を押入れの中へ入れようとしたとき

ふと 見ると

柔らかな布団が目に入ってしまいました


布団が誘っている


そう感じました      ← 感じるな~! ガーン


ついつい

押入れの上段に上がりこみ

布団の上に横たわってしまいました

体をくの字に折って 狭苦しいベッドでしたが

なにせ 疲れていたので

すぐに 夢の中へ直行   ← 横たわるとすぐにいっちゃいます ラブラブ!


目が覚めたのは たぶん昼頃でした

人の気配で 目が覚めたのです

昼休みに 区役所の職員が警備員室に

食事をとりにきたのです


私は 焦りました

押入れから出たいが

人がいるので出れません

ガードマンが 押入れの中で寝ていたなんてことが

わかったら

警備会社の方へ クレームがいくのに決まっています

ここは じっと我慢することにしました

息をひそめて とりあえず 様子を伺うことにしました


なかなか 職員は出て行きません

個一時間もそうしていたのですが

出て行きません


「仕事をしなさい!」


と心の中で叫んでみたものの    ← 心の中でね ニコニコ

みなさん 悠々としている


長居するつもりだな~


そのうち

一人が こういい出しました


「将棋でもやろうか」


「お、いいねえ」


「将棋盤、どこかにあったよな」    ← ドヒャ~ えっ


あるのです

それは まずいことに

押入れにありました

ガタガタと 物を探す気配


「あの棚の上じゃないか~」


「いや、ないね」


あきらめろ あきらめろ    ← 心の祈り ガーン


「どっかに持ってったかな~」


そうそう ここにはないですよ~   ← 心のささやき にひひ


「確かにあったんだがなあ」


ないない      ← 心の叫び ガーン


「ないね」


ホッ・・・       ← 心の安堵 得意げ



「押入れ、みてみろよ」


う うわ~~~        ← 断末魔 しょぼん


私は 慌てて押入れの中で飛び起きました

とっさに 正座していました     ← ど、どうして・・・ ニコニコ


押入れのふすまが

バッ と開きました


私は 反射的に

敬礼をしていました      ← さすがガードマン! えっ


しばし 沈黙 ・・・・・・・


開けた人も びっくり

私も フリーズ


凍てつくような 空気


押入れを開けたら

そこに 正座して敬礼している人がいたら

そりゃあ びっくりしますね      ← しょぼん



あの職員の 恐怖にひきつった顔

忘れられません


その後 しばらくして

警備員のバイトは辞めましたが

私には 合っていなかったのですね     ← そんな問題では・・・ ガーン


私の友人は

同じ区役所で

シャワーを無断に使い

どういうわけか シャワー室を水浸しにし

クビになりました        ← 上手がいるのね ニコニコ


私たちのような 人間には

あの規律の厳しい職種は

無理なのです

もう 絶対 無理


どんな仕事にも 適正がない人間

そんな人種が 絵描きになる?

私のような仕事をしている そんな人間のいる場所は

社会の ふきだまり  かな・・・・・?    ← そ、そうかも しょぼん


でも

真面目に 頑張っています

まっとうに 生きています


はい

それだけは


自信を持って 言えるのです   ← ちゃう!(神様) プンプン