これは大人たちと言う、思春期特有の思考とやらなのかもしれないけれど、ふと、「私って生きてる意味あるのかな」と思うことがある。もちろん『生きてる意味がない=死にたい』というわけではない。命を絶つのにもそれ相応の理由がいると思っているから。だから生きる意味が見いだせないからといって無闇やたらと死にたいなんて思うわけでもないのだけれど、なんとなくそういうことを考えると、虚無感のようなものを覚えることがある。『生きる』という、恵まれた環境で生活している私(たち)にとっては無意識に近い行動?にモチベーションというものが存在するのかすら怪しいのだけど、表現するとすれば、生きるモチベーションがない(低い)という状態に思える。大人たちによって敷かれたレールに沿って歩き、はみ出すことを恐れ、いつしか毎日は色を失っていく。こんな風に表現すると共感し難いかもしれないので、一般的な学生の感覚に例えると、学生にとっての1週間のようなものだと思う。学生にとって、平日の5日間(6日間)というのは、日常生活でのある種のノルマのようなものだと思う。そして、ギリギリ睡眠時間やら何やらを削って忙しい平日を乗り越えたものの、つかの間の休息である休日はあっという間に過ぎていく。何をしていたかすら覚えていない、という人もいるかもしれない。普段はそうやって自分にノルマを課すことで日々を過ごしているが、ある時ふと気がつくことがあるのではないか。終わりのない日々に。もちろんこれは私個人の意見であって、別の立場の人からすれば「何言ってるんだ」と思うかもしれないし、はたまた同じ学生ですら「そんなことはない」と思うかもしれない。ただ、私が感じている虚無感、というのがこの感覚に近いように思う。かといって、しなければならないことを全て放棄してしまう勇気もない私は、必死に取り繕いながら生きている。ただ、今までずっとそうして生きてきたせいで、最近少しずつボロがでてきていると思う。例えば勉強は、出された課題のみを『提出すること』に固執して、身になる学習を怠ったせいで私の個人の成績は目に見えて低下することはないものの、どんどん周りに置いていかれ、最近では将来を心配するほどになった。部活も、自らの希望で入部し、『才能がある』『センスがある』といろんな先生からお褒めの言葉を頂き、自分でもこのスポーツは自分に合っている、と自覚があるほどの実力であったにも関わらず、たまに、悪意があるわけでもなく、本当にふと、部活をするのが嫌になって、理由をつけて休むということが繰り返されたせいで、先輩方からの信頼を失い、居場所をなくし、本当の意味で部活が嫌になってしまうことがあった。普段の生活の面でも、なんとなく学校に行きたくない、という日があって、そう思うだけで本当に体調が悪くなり、休むということが多々あり、授業も遅れ、周りより少しばかりのハンディを背負って生活している。しかしどこまでも中途半端な私は、周りと同じかそれ以上に頑張る、ということができない代わりに、どん底まで腐る、ということもできず、勉強もたまに気が向くと、テスト前の1週間毎日先生に質問に行きテストで100点をとってみたり、部活も2ヶ月ほど休んだのちにいきなり試合にでて優勝してみたり、普段の生活でも委員長に立候補しクラスのまとめ役として働いてみたりと、本当に気まぐれなのだ。こんな生活が続いているせいで、私は自分自身が精神的におかしいのではないかと疑い学校のカウンセラーの方に相談してみたり、親や友人に相談してみるものの、『ちょっと勉強しただけでテストで100点がとれるなら元々頭がいいんだ』とか『2ヶ月も休んでて優勝できるならいいじゃない』だとか、無神経な言葉が返ってくる。テストで100点がとれたのだって、毎日放課後に私のテスト勉強に付き合ってくださった先生のおかげだし、試合で優勝できたのも、2ヶ月も休んでいたにも関わらず出場させてくれた顧問の先生のおかげだし、私が恵まれた環境にいるからであって、私の才能ではないと考えている。とにかく、センスや環境などを抜きにして、私自身が努力して得たものが何一つとしてない。それがとても辛い。それなのに、頭がいいやら運動神経がいいと期待されプレッシャーを感じたり、逆にろくに努力もしていないくせにと私を僻む人もいて苦しんだりと、私にはとても負担が大き過ぎる。どうして普通になれないのだろうと何度も悩んだ。普通になろうと努力もした。しかしもう何もかもが手遅れだった。私を取り巻く環境はそう簡単に変わりはしない。そして私が今まで蔑ろにしてきたたくさんの『普通』も、そう簡単に取り返せるものではなかった。辛くて苦しい。どうしたらいいかわからない。まだ私の生きる人生の何分の1ほどしか生きていないのに、もうこんなに追い詰められていては、この先大丈夫なのかと本気で思う。今はとにかく『いつかこの状況から抜け出せる』と信じて少しずつ普通を取り戻そうと努力している。