東京ビッグサイトで開催されているモーター関連の展示会。

いつもお世話になっているクライアント会社の社長様と立ち話。


なんでも、お隣 韓国では、企業が海外プロモーションをする際に、政府が予算の半分を負担してくれるのだとか。 そう、道理でこの展示会でも韓国メーカーの出展が目立っていたはずである。

もちろん審査があるということだが、思い切ったバックアップでハタから見ても韓国政府 「かっこいい」 と思う。

製造業とお役人たちがしっかりとタッグを組んで国際マーケットに切り込んでいこうという姿勢。 これは日本も見習うべきかもしれませんね。


日本では92%以上が中小企業といわれ、その約半分がものづくりのメーカです。


日本の政府も目先の事は非常に重要ですが、もっと中小企業という 「金の生る木」 のプロモーション活動を長期的にバックアップしてほしいと思いますね。 中小企業が海外のマーケットで成功すれば、政府だって税収が長期的にみれば増えるのだし、国内だけでなく、海外スタッフの雇用も増やすことができる真の国際化にもなるし、いいと思いますよ。


企業だって、国内の成熟し切った製造業マーケットよりも、未知数かもしれないけれど、 「とにかく挑んでみよう!」 というモチベーションやチャレンジ精神がプロモーションやマーケティング活動を行うことによってあがると思いますし。


もしかしたら、特に中国のコピー文化に巻き込まれるかもしれないですが、北米やE.U.マーケット含め、「とりあえず海外マーケットのニーズを探る」事で国内ではなかった需要があるはず。 でもこればっかりはいくらGoogleったりしてもわからない部分です。 とにかくアクションを起こさなきゃ。


日本って、すでに少子高齢化ですよね。このままの税収ではずっと赤字国債を垂れ流して、デフォルト起こして「JapanShock」なんて事にもなりかねないのでは? 可能性はありますよね。


そうならないためにも単純に消費税アップとかで、モチベーションを下げるではなく、中小企業のモチベーションをあげつつ税収アップも図れる施策って必要ですね。


国内マーケットに流れてくる「観光」ビジネスに加え、海外マーケットに打って出られる中小企業のプロモーション予算をマーケット規模に応じて長期的にバックアップして、それらバックアップを受けた企業が成功すれば、世論もポジティブになり、内閣の人気度もアップするのでは?


とにかく、日本のものづくり業界の優秀さをもっと海外にアピールして、顧客をゲットし、言い方は悪いですが「他国からお金をガンガン引っ張ってくる中小企業の育成とバックアップ」って、日本全体が本気になって考えてみても良いのではないでしょうか。