すでに12月の第2週目である。 恒例12月最初の週に行われるクライアントイベントが無事に終わり、ほっと一息。 となるわけもなく非常に慌ただしいのは景気もデフレも関係なし。


温暖化対策の関心からか、CO2オフセット関連素材のお問合せが今年は非常に多かった気がする。 この案件で感じたのは、本当の潜在ニーズはヒアリングをするだけではだめだ。ということ。 走りながらビジネスモデル・スキームを作り上げていって、潜在ユーザーの現状ニーズに落とし込んであげて基本サービス形態を固めていく方がニーズに合致することが多いし、弊社のような小規模ビジネスエンティティでは都合が良いことが分かった。遅ればせながらですが…。 


走っているうちに見えてくるものってたくさんあるものだな。と今年は実感。 今年はとにかく走れるだけ走っていけただけ感謝。来年はアジアOBの連中とビジネス的な連携を固めていく予定。 スケールが大きいのでこれは自分にとっても会社にとっても楽しみであり、これこそビジネスの「醍醐味」。


また、今年はいろいろな意味で勉強になった年である。企業への貸付金請求、使用貸借契約、担保・抵当等の法律や弁護士費用、親の介護についてなど、よくもまあいろいろと調べまくりの相談しまくりの、お金が出まくりの、ストレス出しまくりの一年であったことは間違いなし。 なぜなら今回勉強した内容って現実後ろ向きのことに対処する為のものばかりだったから。 でも親の為に早めに行動しておいて良かったと思う。 


勉強といえば、「人」についても学ばせていただいた年だ。

自分はボンボンチックなところがあるので今まであまり気にしなかったが、「人は自分を守るために平気で恩人を裏切る」「人は自分の社会的地位・金銭を守るために恩義をあだで返す」「そういった人達が会社の経営を一任されると、とたんにおかしくなる」「自分の経営手腕のなさで赤字を垂れ流しても、担保を差し出している恩人に対して詫びの一言も言わなくなるし、責任を取ることを忘れてしまい、逃げ口ばかりを探すようになる」 ことを学んだ。 


齢 アラフォーで遅ればせながら「人」の「心」は「欲望」で簡単に変わってしまう恐ろしさを学んだ。


演歌にもあるけれど「人は心や。」By志賀勝  


この厳しい世の中だからこそ、「心」を大事にしていきたいと思うし、「恩義」を忘れてはならないと思う。