■競争力持ち続け“モノづくり立国”へ・モノづくりアンケート(5)2005年8月1日掲載
【欠かせない3項目】
日本のモノづくりは強い。この強さを今後も維持していくにはどうすべきか。モノづくりに関するアンケートでは、今後、日本がモノづくりで競争力を保っていくのに必要なことは何かを尋ねた。答えは新製品・新技術開発力、品質、コスト競争力とも半数を超えた。つまり、3項目とも欠かせないということだ。
では具体的にとるべき手法はと問うと、新製品・新技術開発力、品質においては「開発者、技術者の待遇向上」が88.6%となった。「海外技術者の招へい」は30.2%「研究開発拠点の海外展開」は25.8%。また、コスト競争力においては「生産のロボット化、IT化による合理化」が70.0%「人件費の抑制」が37.8%「生産の海外シフト」が31.0%「外国人労働者の受け入れ」が26.4%となった。