【日本国内ものづくりに関するアンケート】
Goo リサーチと日刊工業新聞社の共同リサーチの結果から
■総合的なCompetitive Potentiality
日本のモノづくりは世界一と思う人が4人中3人の割合。では、何が優れているのか。業種別で尋ねたところ、自動車が87.3%、家電が76.9%と群を抜いた回答があった。自動車は今、日本のモノづくりをけん引している産業であることは疑いのないところ。家電とともに、一般消費財で身近に感じることも高率の回答につながったものと考えられる。
しかし、自動車にしても家電にしても、ただそれだけで高い評価となったわけではないようだ。生産量では、自動車は米系メーカーが日系メーカーを上回る。家電の場合、普段使っている製品をあらためて確認すると、アジアで生産されたものが増えている。
⇒白物家電、自動車等身の回りのもので日本の先端技術が反映されていない分野は無いほどに国内の先端技術は世界中へ浸透しています。但し国内生産コストの上昇と多アジア新興国の雇用コストの安さを上手く組み合わせて、廉価版はアジアで大量生産、ノウハウが生きる付加価値の高い製品は国内でといった具合で先端技術のブラックボックス化、そして製品レンジ毎の生産拠点の使い分けでバランスを取っている模様です。