【方法・B2Bブランディングの対象】
■従来型:コスト優位と人的営業を主体とした営業⇒営業の組織力とそれを象徴するブランド力によって新たな競争軸を作る必要がある。
B2Bブランディングの対象
1、 直接の買い手である「顧客企業」⇒営業活動を中心とした「取引接点強化」がマーケティング戦略の核となる。取引接点を強化し、営業効率を高めるマネジメントの重要性を認識しなければならない。
2、 顧客企業の先にある「エンドユーザー」⇒一般消費者・流通チャネルからの支持を取り付け、競合に比べて同じスペックでより高い値付けを獲得する事が可能。イノベーション速度が速く製品が陳腐化しやすい産業では、特にブランドによる優位の継続化有効である。
3、 幅広い「ステークホルダー」⇒中長期的に企業が成長するためには幅広いステークホルダーとの関係性構築が必要で人材の獲得と社員のモチベーションや求心力の維持の原動力ともなる。その道で知られていても業務内容が専門的で地味な印象の企業が多い。そのため新卒の採用や社員のモチベーションアップに苦労する。だから旗印となるブランドが明確であるのと無いのとでは大きな違いを結果的に生む。