…貴方を偶然見かけたのは
いつだっただろうか…


黒猫ちゃんと🐈‍⬛戯れる
貴方の優しい笑顔に…



一目惚れをした…







「ありがとうございました。
     また、お待ちしています」





お客様を見送り…
ドアを閉めて


んーーっと伸びをする…




「さって、ひと段落…
昼飯にでもすっか? クロ。」

「ニャア」



1人と1匹…
奥の休憩室で
遅めの昼飯を食ってると…





カラン♪…




店のドアが開いた音がした…




とりあえず…食ってたのを
水でグイッと喉へ流し込んで

奥から店へ出る…






「あ、あの…突然すいません///
|ω'*)💦
予約…してないんですが…
今から…
って大丈夫でしょうか?」



と、申し訳なさそうに
半分ひょっこりしてる女性が…ww



「ええ、大丈夫ですよ。
こちらへどうぞ?」



中へ促した…




「うちは…初めてですか?」



「は、はいっ」



「では、そこへお掛け頂いて…

こちらを記入して頂いて
 宜しいですか?」



「あ、は、はいっ💦」




顧客シートを書いてもらってる間
準備を進める…
あれ…
クロのヤツ出て来ねぇ…
“ダメな" タイプか…




「か、書けました///」


「あ、ありがとうございます。
   お預かりしますね。」




 顧客シートを受け取り…



 「では、こちらへどうぞ」



  鏡の前へお通しする…



「本日はカットをご希望で?」


「は、はい」


「今はショートが少し
 伸びた感じですけど…
ご希望の形とかありますか?」



「実は…
これから伸ばしたいと
思ってるんですけど…
今の長さで揃えるのは…
無理…です…よね?」



「ですね…ww
ちょっと後ろが短いスタイルなんで…
この長さに合わせて揃えるのは
難しいですね。」



「やっぱり…そうですよね…」



「…でも、後ろは後ろで
 もう、揃えて切ってしまって…
とりあえず、形を整えて
そこからある程度伸ばしていって…
後でスタイルを決めていく
って事も出来ますよ?」



「あ…じゃあ…そうします」


「ふふ、分かりました。
   後ろ結構短くなりますけど…
大丈夫ですか?」



「だ、大丈夫です///」
 


「ではまず、濡らしていきますね。
シャンプー台へどうぞ」



「では、切って行きますね」
「は、はい」



 
初めて側で見る
綺麗な指…


いけないと思いつつ
ついつい…


鏡越しに
チラチラと見てしまう…




「んふふ。
     何か緊張してます?」



「う… 
気付かれてた?

はい…///
 じ、実は人見知りで…
  しょ、初対面の人は緊張します…

  し、しませんか??///」



「んふふ、一応客商売なんで
 俺はしないっすねww」



「で、ですよねっ///」
(何を聞いてるんだ私っ💦)



「話すの苦手なら
無理に頑張って喋んなくて
 良いですからね?

カラーはどうしますか?」



「あ、お願い…します」



「ん〜春になりますし…
少し明るくしましょうか?

今の毛先の色より
少し明るめ位にしときます?」


ちちちち、近いっ💦
無理ーっ💦
それに覗き込まないで〜


「お、おおお任せしますっ///」



「ww?
 じゃ、用意しますね。
お待ち下さい」



カラーリングを終えて…



「じゃ、しばらく置きますね。
その間、飲み物でもいかがですか?」


って…
リストを見せて下さる



「で、では、カプチーノを」


「カプチーノですね?
お待ち下さい」



カチャ…と
カップが置かれて



「どうぞ?」

「あ、ありがとうございます」




カップに口を付け一口飲む…


…ん?
あれ??…何か…?


そもそもカプチーノって
こんなに白かったっけ?

ん〜???



「……… 」



「どうかされました?」

「いえ…何も」


コト…


と カップを置いた
私に異変を感じたのか
オーナーさんは奥へ…


慌てて戻って来ると…



「すいません!

不味かったですよね??
コーヒー豆切れててっ💦
ウチのコーヒーメーカー古い型ので
豆が無くなった表示出なくて…

それ、カプチーノじゃなくて
ただミルクご泡立ってただけです…
すぐ、取り替えますんで!

本当すいません!!」



「いえっ💦
だ、大丈夫です…
な、何か薄いな…とは思ったけど


「本当すいません。

恥ずかしながら…
いつもそっちは嫁さん任せで…

本当そういうとこ気付かなくて…
ダメなんですよね俺…

本当すみませんでした」


「い、いえっ💦
本当気にしないで下さい」




そっ…か…

奥さま…居たんだ…


そう…だよね…

こんな素敵な人が…
1人な訳ない…よね…


そっか…

そっか…


はは…






カラン♪



「智さん、そろそろ
コーヒー切れるんじゃないかって…
あ、お客様💦

いらっしゃいませ。こんにちは照れ
失礼致しました」




…って奥へ入ってく
可愛らしい女性(ひと)…

と、その後ろを付いていく
オーナーさん…




「雨音、さすが、ありがと。
   丁度切らしたみたいで…」

「やだ、もしかして…
また、コーヒー抜きの出しちゃった?」


「あー…
うん、やっちったみたい」


「待ってね、すぐ補充するね」






「すいません
今度こそ正真正銘のカプチーノです」


「あははww
ありがとうございます。

…美味しいです。」



「…良かったです」





カラーリングを終えて…


綺麗な指で…
絶妙な力具合の
神シャンプーをしてもらい…

スタイリングで整えられる…



「いかがでしょうか?」 


「すごい…
そんなに切ってないのに
  雰囲気が全然違う…」



「今はワックス付けて
ふんわりさせてますけど
 ブローだけでも可愛いんで
色々試して下さいね」



「はい。
ありがとうございました」





「ありがとうございました。
お気を付けてお帰り下さいね」


「はい。…あの」



「?」



「いえ…
ありがとうございました」


すりすり(≡'ω'≡)ニャー💙



「猫ちゃん…」



「お、クロどうした急に?
 お客様をお見送りか?」



「…ふふ、そっか、ありがとう。

じゃ…
ありがとうございました。」




「またのお越しをお待ちしております」




また…


また…か…



それは…
きっと無いかな…



けど…




どこか
清々しい気持ちで…



私は一歩を踏み出した…









end


















(*´꒳`*)こんにちは
Vioです。
本当はもっと早く出したかったんですけど…
日々寝落ちておりまして…ゴニョゴニョ
遅くなった次第です…←言い訳

一昨日、私、美容室に行って来ました
そこで、切ってもらいつつ…
(*´꒳`*)智兄ちゃんに久しぶりに会いたいなー
思った次第です。

でもってww
コーヒー入ってなかったくだりは実話です笑笑
店長さん、スタッフさんに囲まれて
謝られました笑笑
あはは(*´꒳`*)全然いーですよww
言いながら、これネタになるなー💜
思ったのは私です←コラッ


あ…これね↓先日の帰りなんですけど…
運転席の窓から見えた雲の切れ間から
🌈がチラッと見えてて…
ん、あれ???と思って…
帰り道とは違う方向だけど
全体が見える道に曲がって…そしたら
わかり辛いかもですが…
☀️を半円で囲む様に🌈が出てて…
私が見た雲の切れ間の虹は左側の部分でした
何とも幻想的でした(*´꒳`*)💜

なのでお裾分けを🌈




明日から3月…
月日が経つのは早いですね…

追いついたもの…
まだまだ追いついてないもの…
追いつきたい…って気力もまだ出ないもの…

様々ありますが…
マイペースでやって参ります。

どうぞ宜しくお願い致します
(*´꒳`*)





Vio