仔牛は英語でvealといいますが、
ミルク仔牛は、その仔牛の中でも
乳離れ前のミルクを飲んでいる仔牛のことで、
パックには（Milk-fed-veal）と表示されています。
ミルク仔牛とは、私がつけた名前です。
それにあたる日本の料理用語が見つからなかったので、これでいきます。（笑）
牛タンは、大きいものもよく見かけますが、
これはミルクを飲んでいる仔牛のものなので、かなり小さめです。
臭みも感じないし、すっきりしていて、使いきりサイズで、
気に入っていて、よく使う食材です。
これは、Ile-perrotのIGAで、扱っています。
110, Boul. Don Quichotte
Île-Perrot, Quebec J7V6L7
Phone: (514)453 - 3027
IGAは、フランチャイズでどこにでもありますが、
店によって、取り扱いの商品が違うようです。
Ile-perrotのIGAの精肉部門は、
肉だけでなく、ベーコンやハムなど、オーガニックの加工品もあるし、
コーニッシュヘンも扱っていたりと、なかなかの品揃えです。
肉類のトリミングもきれいにされていて、見た目もいい感じにパックされています。
この仔牛のタンは、毎日用意されているといことで、
今回のも新鮮そうで、においもドリップもなく、いい感じです。
早速さばいていきます。
舌の裏側の筋肉の部分を取り除きます。
きりとった部分は、煮物にいいようです。
よく研いだ包丁を、寝かせるようにして、皮をむきました。
舌の表側は、魚の皮をむくようにすると、きれいにできます。
串はあらかじめ水につけて濡らしておきます。
牛タンを切り、串うちして、塩をしっかり振っておきます。
今回の塩は、粒が大きすぎず、ミネラル分が多そうでおいしい気がする、
『ヒマラヤの塩』を使いました。
コンロに焼き台をおいて、焼いていきます。
裏表を返しながら、いい感じに焼きます。
レモンを添えて、『牛タンの串焼き』の完成です。
ジューシーで、とてもおいしかった！
ただ、右から２本目は、ちょっと焼きすぎでした。。。。
同じ大きさに切ることが大事ですね。
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